- 解説一覧
- ヒグラシ(Tanna japonensis)について
基本情報
- 分布
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北海道、本州、飛島、粟島、佐渡、能登島、伊豆諸島(大島、新島、神津島、利島、三宅島、御蔵島)、淡路島、讃岐諸島、四国、九州、壱岐、五島列島、天草諸島、トカラ列島宝島、奄美大島、加計呂麻島、請島
参考文献
最終更新日:2020-06-29 キノボリトカゲ
形態
生態
- 発音(鳴き声)
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“カナカナカナ…(ケケケケ…またはキキキキ…)”という単純な声で、鳴く前にしばしば“クークー”と弱く発音する。
一回の鳴き声が6~10秒程度で、一回ごとに終止し、これを数回続ける。
周波数分布はきわめて特徴的で 2.1 kHzの倍音がピークになる櫛状の分布をしている。
パルスの図は鳴き声の冒頭部分を示していて、次第に音量が増す状況が読み取れる。
奄美大島産の鳴き声は冒頭にきわめて速い“キキキ”という音の後に“キーン”という長い音が入る。
また金属的な性格がやや強く、本土産の鳴き声とはっきりとした違いがある。
周波数分布をみる限りは、大きな違いは見られないが、パルスでは冒頭部分に明らかな違いがみられる。
参考文献
最終更新日:2020-06-29 キノボリトカゲ
関連情報
- その他
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八重山群島に分布するものは別亜種イシガキヒグラシ T. japonensis ishigakiana (石垣島・西表島、7~9月)で、腹弁がかなり長くて第3腹節の基部を明らかにこえ、胸背には鮮明な斑紋がみられないことで本亜種と区別できる。
参考文献
最終更新日:2020-06-29 キノボリトカゲ