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ナミハナアブ(Eristalis tenax)の分類 ハナアブ科(Syrphidae)
ナミハナアブ(Eristalis tenax)の概要 Eristalis

ナミハナアブ(Eristalis tenax)

【 学名 】
Eristalis tenax (Linnaeus, 1758)

基本情報

大きさ・重さ

成虫体長:14~15 ㎜

参考文献

最終更新日:2020-08-11 ひろりこん

活動時期

成虫出現時期(日本国内):4~12月

参考文献

  • 2010 里山の昆虫ハンドブック - 書籍全体, 大林延夫(監修) 里山の昆虫ハンドブック. NHK出版. .

最終更新日:2020-08-11 ひろりこん

分布

分布:世界共通

参考文献

最終更新日:2020-08-11 ひろりこん

別名・流通名・方言名

成虫はハナアブと呼ばれることもある。幼虫はその外見からオナガウジという別名がある。

参考文献

  • 2010 里山の昆虫ハンドブック - 書籍全体, 大林延夫(監修) 里山の昆虫ハンドブック. NHK出版. .
  • 1999 校庭の昆虫 - 書籍全体, 田中義弘、鈴木信夫(著) 校庭の昆虫. 全国農村教育協会. .

最終更新日:2020-08-11 ひろりこん

人間との関係

ミツバチと間違われることもあるが、人を刺すことはない。

参考文献

  • 1999 校庭の昆虫 - 書籍全体, 田中義弘、鈴木信夫(著) 校庭の昆虫. 全国農村教育協会. .

最終更新日:2020-08-11 ひろりこん

形態

成虫の形質

触角は黒褐色で第3節は幅より長い。胸背は暗色粉で覆われ、前半に不明瞭な縦線と中央に横線がある。小楯板は蝋黄色。脚は黒褐色で、脛節の基半・後腿節の基半は橙赤色。雄の複眼はくっついているが、雌の複眼は離れている。

参考文献

  • 2012 昆虫好きの生態観察図鑑Ⅱ コウチュウ・ハチ・カメムシ他 - 書籍全体, 鈴木欣司、鈴木悦子(著) 昆虫好きの生態観察図鑑Ⅱ コウチュウ・ハチ・カメムシ他. 緑書房. .

最終更新日:2020-08-11 ひろりこん

幼体の形質

終齢幼虫は腹部末端に細長い呼吸突起があり、それを水面に伸ばして呼吸する。

参考文献

  • 1999 校庭の昆虫 - 書籍全体, 田中義弘、鈴木信夫(著) 校庭の昆虫. 全国農村教育協会. .

最終更新日:2020-08-11 ひろりこん

生態

成虫の生息環境

低地帯から山地帯。夏には亜高山帯にもみられる。

参考文献

  • 2012 昆虫好きの生態観察図鑑Ⅱ コウチュウ・ハチ・カメムシ他 - 書籍全体, 鈴木欣司、鈴木悦子(著) 昆虫好きの生態観察図鑑Ⅱ コウチュウ・ハチ・カメムシ他. 緑書房. .

最終更新日:2020-08-11 ひろりこん

幼虫の生息環境

水たまりで、呼吸管を水面に出して水中生活をしている。

参考文献

最終更新日:2020-08-11 ひろりこん

成虫の食性

畑や周辺の植物に訪花する。

参考文献

最終更新日:2020-08-11 ひろりこん

幼虫の食性

腐植物を食べる。

参考文献

最終更新日:2020-08-11 ひろりこん

ライフサイクル

幼虫は下水など水中に生息し、腐った落ち葉などを食べている。終齢(3齢)幼虫は自信の硬い外皮の中で蛹になる。
冬には粘土質の土中などに成虫で集団越冬する。

参考文献

  • 1999 校庭の昆虫 - 書籍全体, 田中義弘、鈴木信夫(著) 校庭の昆虫. 全国農村教育協会. .
  • 2010 里山の昆虫ハンドブック - 書籍全体, 大林延夫(監修) 里山の昆虫ハンドブック. NHK出版. .

最終更新日:2020-08-11 ひろりこん

種・分類一覧