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ミツカドコオロギ(Loxoblemmus doenitzi)の分類 コオロギ科(Gryllidae)
ミツカドコオロギ(Loxoblemmus doenitzi)の概要 オカメコオロギ属(Loxoblemmus)

ミツカドコオロギ(Loxoblemmus doenitzi)

【 学名 】
Loxoblemmus doenitzi Stein, J.P.E.F., 1881

基本情報

大きさ・重さ

全長 雄 18.4~20.1 ㎜(翅端まで 28.3 ㎜)、雌 16.1 ㎜(産卵器端まで 22.9 ㎜)

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最終更新日:2020-05-15 瀬戸内味わいにぼし

分布

本州、四国、九州、対馬、大隅諸島黒島
韓国、中国

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別名・流通名・方言名

新潟地方の個体群はカドナシミツカドコオロギと呼称される。

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分類学的位置付け

ナカムラオカメコオロギ L. nakamurae Nakamura, 1917 はカドナシミツカドコオロギにつけられた名前である。
和名のない L. taicoun Saussure, 1877 も一部はミツカドコオロギかもしれない。

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形態

成虫の形質

中型。
オカメコオロギ類に似るが、ふつう小顎髭は白く、胸部腹面は褐色の斑紋を持つ。
雄の頬は横に突出するが、この突出の小さいものがあり、特に退化したものをカドナシミツカドコオロギと呼ぶ。
雌はオオオカメコオロギに似るが、産卵器は後腿節より短い。

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生態

成虫の生息環境

各地の草原や畑に普通。

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発音(鳴き声)

リッ・リッ・リッ…と鳴き、ハラオカメコオロギに似ているがより鋭い。

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ライフサイクル

卵越冬で年1化。

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関連情報

その他

染色体数は 2n♂=11

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種・分類一覧