- 解説一覧
- セスジツユムシ(Ducetia japonica)について
基本情報
- 分布
-
本州、四国、九州、佐渡島、伊豆諸島、対馬
国外では、朝鮮半島、中国(華北など)、西はインド・カシミール、東はソロモン諸島、南は北オーストラリアまで
参考文献
最終更新日:2020-05-15 瀬戸内味わいにぼし
形態
- 成虫の形質
-
ムニンツユムシと酷似するが、雄の尾肢や生殖下板の形が異なることと、前翅のRs脈が多いことで識別される。
褐色型も少なくない。
触角は褐色でところどころ濃褐色部がある。
背面は褐色で、雌は橙黄色条が翅端まである。
ツユムシは後脚腿節に棘がないが、セスジツユムシは棘をもつ。
参考文献
最終更新日:2020-05-15 瀬戸内味わいにぼし
生態
- 発音(鳴き声)
-
最初、チッ・チッ・チッ・チッまたはチチチチチと鳴き始め、しだいにテンポを速め、最後はヂーチョ・ヂーチョ・ヂーチョ・ヂーチョと終わる。
移動しながら鳴く。
雌は雄に呼応して、聴き取りにくい小さな声でプチプチプチプチプチとラブコールを送り、雄はその声に誘引される。
参考文献
最終更新日:2020-05-15 瀬戸内味わいにぼし