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ヤブキリ(Tettigonia orientalis)の分類 キリギリス科(Tettigoniidae)
ヤブキリ(Tettigonia orientalis)の概要 Tettigonia

ヤブキリ(Tettigonia orientalis)

【 学名 】
Tettigonia orientalis Uvarov, 1924

基本情報

大きさ・重さ

成虫全長:雄 45〜52 mm, 雌 47〜58 mm

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最終更新日:2020-06-19

活動時期

6月〜10月下旬

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分布

本州 (関東地方以西)・四国

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別名・流通名・方言名

ナミヤブキリ

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分類学的位置付け

昆虫綱 バッタ目 コオロギ亜目 キリギリス上科 キリギリス科 キリギリス亜科 ヤブキリ属 ヤブキリ
ヤブキリの仲間は日本全国で遺伝的に分化しているが、見た目が非常に似ており姿だけでは判別が困難である。そのため、非常に分類が難しく、常に議論の大きな的になっており、さまざまなアプローチで分類と整理が試みられてきた。
2018年7月現在、日本直翅学会発行「ばったりぎす160号」(2017年12月) において、ヤブキリ属の最新の分類は6種群14系統18個体群であると提案が出され、 ヤブキリ Tettigonia orientalis には関東地方西部〜四国の連続ー速鳴きの個体群、連続ー遅鳴きの岡山個体群、連続ー遅鳴きの兵庫個体群が該当するとされた。

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最終更新日:2020-06-19

形態

成虫の形質

ヤブキリ属では最も大型になる。前翅が尾端よりかなり長く、前翅上縁は翅端までまっすぐ伸びる。体色は緑色の強い黄緑色で、頭部、前胸背面の褐色部や発音器周辺の褐色部は濃褐色。飼育下では肢が黒化する傾向にあり、黒化個体は野生下でも出現するがまれ。前・中肢脛節のトゲが発達している。産卵管は真っ直ぐか微妙に下に曲がる。

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生態

成虫の生息環境

一般的に樹上性で、河川敷や土手の深い藪、街路樹や庭木の樹上に生息。

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幼虫の生息環境

一般的に樹上性で、河川敷や土手の深い藪、街路樹や庭木の樹上に生息。

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成虫の食性

肉食性が強く、セミや蛾などの大型の昆虫を襲って食べている姿がしばしば見られる。

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幼虫の食性

若齢幼虫は草の葉や花粉を主食とする草食性だが、成長するに従って肉食性が強くなる。

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発音(鳴き声)

連続ー速鳴き型で、「ジーーーーー・・・」もしくは「シリリリリ・・・」と数秒から数分間鳴き続ける。

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ライフサイクル

成虫は6〜10月に出現する。

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活動時間帯

夜行性

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産卵

土の中に産卵する。

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関連情報

飼育方法

ヤブキリは側面でも歩き立体的な活動をするので、ネットケージで飼育するのが良い。特に脱皮はどこかにぶら下がって行うので、プラスチックケースよりネットケージの方が取っ掛かりがあり、脱皮時の落下事故が少なくなる。
産卵させる場合は産卵床としてプラケースなどに目土や赤土を入れて湿らせたものを用意する。
餌に関してはミルワームやリンゴを与える。肉食性が強く、共食いをすることがあるので、交尾目的以外は単体飼育が無難。

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最終更新日:2020-06-19

種・分類一覧