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- アオカナブン(Rhomborhina (Rhomborhina) unicolor)について
アオカナブン(Rhomborhina (Rhomborhina) unicolor)
- 【 学名 】
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Rhomborhina (Rhomborhina) unicolor Motschulsky, 1861
基本情報
- 分布
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北海道、本州、佐渡島、隠岐、四国、小豆島、九州、平戸島、五島列島
対馬からも記録があるが、再確認が必要。
国外では中国東部に分布する。
朝鮮半島の分布は疑問視されている。
参考文献
最終更新日:2020-05-20 瀬戸内味わいにぼし
- 亜種
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タイプ産地は日本。
日本産は2亜種に分けられ、中国に別亜種が分布する。
名義タイプ亜種 unicolor Motschulsky, 1861
北海道、本州、佐渡島、隠岐、四国、小豆島、九州、平戸島、五島列島(野崎島)
福江島亜種 hukueana K.Sakai, 2000
五島列島福江島の固有亜種。
体色は黒褐色で安定しており、色彩変異はほとんどない。
名義タイプ亜種に比べ体はやや大型で幅が広く強壮、上翅は後方に向かってより強く幅が狭くなる。
中胸腹板突起はやや幅が広い。
参考文献
最終更新日:2020-05-20 瀬戸内味わいにぼし
形態
- 成虫の形質
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背面は光沢のある明緑色、稀に濃赤色や濃褐色の個体も出現し、さらに五島列島福江島の個体群では安定して濃藍色となる。
中・後脛節、尾節板縁部などの毛は黄褐色。
頭楯は幅と長さがほぼ等長、側縁はゆるやかに外縁にふくらみ、前縁は直線状、表面には粗く密な点刻がある。
前胸背板の点刻は小さくまばら。
上翅には針穴状の点刻がまばらにあり、翅端部では横しわ状となる。
中胸腹板突起はやや縦に長く、前縁では弧を描く。
後胸腹板は中央に細い縦凹線があり、雄の腹部2~4腹板中央は弱く凹陥する。
前脛節には雌雄とも明瞭な外歯が2本あり、触角片状節は雄が雌よりも長い。
参考文献
最終更新日:2020-05-20 瀬戸内味わいにぼし