- 解説一覧
- クロカナブン(Rhomborhina (Rhomborhina) polita)について
クロカナブン(Rhomborhina (Rhomborhina) polita)
- 【 学名 】
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Rhomborhina (Rhomborhina) polita Waterhouse, 1875
基本情報
- 分布
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北海道、本州、佐渡島、伊豆諸島(新島)、四国、九州、対馬、平戸島、五島列島(久賀島)、甑島列島、種子島、屋久島
東北地方や北海道では数が少ない。
国外では朝鮮半島に分布する。
参考文献
最終更新日:2020-05-20 瀬戸内味わいにぼし
形態
- 成虫の形質
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漆を塗ったような艶のある黒色。
中脛節、後脛節の内側、中胸腹板突起前方の毛は黄褐色。
頭楯側縁は外側に緩やかな弧を描き、表面は皮革様で、粗い点刻が密にある。
前胸背板には小点刻がまばらに散布。
上翅の点刻は基半部ではきわめてまばらで列状であるが、後半部ではより密で部分的にしわ状となる。
中胸腹板突起は縦横がほぼ等長、前方に向かって多少幅が広くなり、前縁は直線状かゆるやかな弧状となる。
雄では腹部第2~4腹板の中央が縦にかすかにくぼむ。
前脛節には雌雄とも明瞭な外歯が2本ある。
触角片状節の長さは雌雄でほとんど差がない。
参考文献
最終更新日:2020-05-20 瀬戸内味わいにぼし
生態
- ライフサイクル
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飼育下では年2化。
1年目は3齢幼虫で越冬、翌年5月ごろに蛹室を作り始め、蛹室内で3齢幼虫のまま2度目の越冬を行い、3年目の初夏に蛹化、盛夏に羽化する。
参考文献
最終更新日:2020-05-20 瀬戸内味わいにぼし