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クロカナブン(Rhomborhina (Rhomborhina) polita)の分類 Cetoniidae
クロカナブン(Rhomborhina (Rhomborhina) polita)の概要 Rhomborhina

クロカナブン(Rhomborhina (Rhomborhina) polita)

【 学名 】
Rhomborhina (Rhomborhina) polita Waterhouse, 1875

基本情報

大きさ・重さ

体長 25.6~32.6 ㎜

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最終更新日:2020-05-20 瀬戸内味わいにぼし

活動時期

7月中旬から9月

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分布

北海道、本州、佐渡島、伊豆諸島(新島)、四国、九州、対馬、平戸島、五島列島(久賀島)、甑島列島、種子島、屋久島
東北地方や北海道では数が少ない。
国外では朝鮮半島に分布する。

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学名の解説

種小名「polita」は「研磨」の意。
体表面の光沢からか。

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亜種

タイプ産地は横浜。
亜種区分はされていない。

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形態

成虫の形質

漆を塗ったような艶のある黒色。
中脛節、後脛節の内側、中胸腹板突起前方の毛は黄褐色。
頭楯側縁は外側に緩やかな弧を描き、表面は皮革様で、粗い点刻が密にある。
前胸背板には小点刻がまばらに散布。
上翅の点刻は基半部ではきわめてまばらで列状であるが、後半部ではより密で部分的にしわ状となる。
中胸腹板突起は縦横がほぼ等長、前方に向かって多少幅が広くなり、前縁は直線状かゆるやかな弧状となる。
雄では腹部第2~4腹板の中央が縦にかすかにくぼむ。
前脛節には雌雄とも明瞭な外歯が2本ある。
触角片状節の長さは雌雄でほとんど差がない。

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生態

成虫の生息環境

主な生息域は平地から低山地。

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幼虫の生息環境

スギ、ソメイヨシノ、シラカシなどの樹洞にいる。

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成虫の食性

クヌギ、コナラなどの樹液に集まるほか、モモなどの熟果も吸汁する。

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幼虫の食性

腐葉土、朽木など

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ライフサイクル

飼育下では年2化。
1年目は3齢幼虫で越冬、翌年5月ごろに蛹室を作り始め、蛹室内で3齢幼虫のまま2度目の越冬を行い、3年目の初夏に蛹化、盛夏に羽化する。

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種・分類一覧