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コフキコガネ(Melolontha japonica)の分類 Melolonthidae
コフキコガネ(Melolontha japonica)の概要 Melolontha

コフキコガネ(Melolontha japonica)

【 学名 】
Melolontha japonica Burmeister, 1855

基本情報

大きさ・重さ

体長 24.0~32.0 ㎜

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最終更新日:2020-05-20 瀬戸内味わいにぼし

活動時期

5~7月

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分布

本州、佐渡島、伊豆諸島(新島、神津島、三宅島)

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学名の解説

種小名「japonca」は日本固有種であることから。

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亜種

亜種区分はされていない。

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人間との関係

芝生の害虫である。

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形態

成虫の形質

地色は明褐色から暗褐色の大型種。
背面は黄灰白色の短剛毛に覆われる。
頭楯は雄ではえぐれるように強く反り返るが、雌では反り返りは弱い。
頭楯は額と同様、細密で規則的に点刻され、額の点刻がより粗く不規則になるオオコフキコガネと区別できる。
中胸腹板突起が中基節間を貫くが、その長さには変異がある。
尾節板の先端は少し伸張し、先端では鈍く丸まるか裁断状になる。
雄前脛節は外歯が2本、雌では外歯が2本か痕跡的に第3外歯があらわれることがある。

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地理的変異

雄の尾節板は関東のものでは短く、ほぼ三角形であるが、関西のものはやや長い。

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生態

成虫の生息環境

海岸や平地の河岸にも生息するが、オオコフキコガネより内陸に入り込んだ標高のある地域にまで分布する。

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成虫の食性

アカマツ、スギ、ヒノキ、クヌギ、ナラ、クリ、グミなどの葉を食害する。

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産卵

ヤマモモ、クリ、フジなどが本種の生息地に多いと、この周辺にあるシバ草地に成虫が産卵して発生しやすい。

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種・分類一覧