- 解説一覧
- ウスバカゲロウ科(Myrmeleontidae)について
基本情報
生態
- ライフサイクル
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種により土中その他に産下された卵は数日を経て孵化、2~3年を要して老熟した3齢幼虫は、尾端の紡績突起から糸を出し、繭を作ってその中で数日後には蛹化、次いで成虫が羽化する。
新生した成虫は羽化後まもなく、2~3年を要した幼虫期間の宿便塊を排出する。
幼虫、すなわちアリジゴクの肛門は開ざされていて、一片の老廃物も排出しないものであって、このような事実は他の自由生活をする昆虫には知られていない。
参考文献
最終更新日:2020-05-07 瀬戸内味わいにぼし
- 特徴的な行動
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一部の種の幼虫は大木や石の陰の砂質土に噴火口状の穴をうがってその底に潜み、穴に落ちかけたアリ類などの小昆虫を察知すると頭部で勢いよく砂粒をはね上げてはい上がろうとする小昆虫を落下させ大顎で捕らえ、土中に引き込んで食う習性を有するが、種によっては穴を作らず砂中、落葉下、石面の凹所などにかくれて接近した小昆虫を捕食して生長するものもある。
参考文献
最終更新日:2020-05-07 瀬戸内味わいにぼし