- 解説一覧
- Tabanus chrysurusについて
目次
基本情報
- 活動時期
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成虫出現時期(日本国内):6~9月
参考文献
- 2012 昆虫好きの生態観察図鑑Ⅱ コウチュウ・ハチ・カメムシ他 - 書籍全体, 鈴木欣司、鈴木悦子(著) 昆虫好きの生態観察図鑑Ⅱ コウチュウ・ハチ・カメムシ他. 緑書房. .
最終更新日:2020-08-11 ひろりこん
形態
- 成虫の形質
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日本のアブ類の中でもっとも大きくなる種の一つ。色彩はスズメバチに似ている。
複眼は微毛がなく、通常1本の線状紋がある。触角は黄色で、腹部背板後縁の黄色帯は明瞭。
よく似たニセアカウシアブ T. chrysurinus (End.) の触角末端4節は黒色で、腹背の黒黄両帯の境は不明瞭なことで区別できる。
参考文献
最終更新日:2020-08-11 ひろりこん
- 似ている種 (間違えやすい種)
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ニセアカウシアブ T. chrysurinus 、アカアブ T. sapporoenus 、カトウアカアブ T. katoi
参考文献
最終更新日:2020-08-11 ひろりこん
生態
- 成虫の生息環境
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丘陵帯から山地帯
参考文献
- 2012 昆虫好きの生態観察図鑑Ⅱ コウチュウ・ハチ・カメムシ他 - 書籍全体, 鈴木欣司、鈴木悦子(著) 昆虫好きの生態観察図鑑Ⅱ コウチュウ・ハチ・カメムシ他. 緑書房. .
最終更新日:2020-08-11 ひろりこん
- 成虫の食性
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樹液や花蜜など。雌は産卵のために牛馬から吸血する。人から吸血することもある。人では上半身を、牛や馬では背中の部分を襲う習性がある。
本種は同様にウシから吸血するウシアブの吸血部位に影響を与えることが報告されている。アカウシアブは背部から、ウシアブは腹部からおもに吸血するが、アカウシアブの飛来数が減る夕刻になるとウシアブは背部からも吸血するようになる。
参考文献
- 篠永哲 1997 身近なアブ類, 日高敏明(監修) 石井実、大谷剛、常喜豊(編) 日本動物大百科9:昆虫Ⅱ. 平凡社. p. 128.
最終更新日:2020-08-11 ひろりこん
- 幼虫の食性
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ミミズやカタツムリなど。
参考文献
- 篠永哲 1997 身近なアブ類, 日高敏明(監修) 石井実、大谷剛、常喜豊(編) 日本動物大百科9:昆虫Ⅱ. 平凡社. p. 128.
最終更新日:2020-08-11 ひろりこん
- 産卵
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水辺の草などに卵を円錐形に積み重ねて産み付ける。
参考文献
- 篠永哲 1997 身近なアブ類, 日高敏明(監修) 石井実、大谷剛、常喜豊(編) 日本動物大百科9:昆虫Ⅱ. 平凡社. p. 128.
最終更新日:2020-08-11 ひろりこん
- 特徴的な行動
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樹液場ではヒメスズメバチやコガタスズメバチとともに吸汁したり、より弱いキタテハなどを追い立てたりする。
参考文献
- 2012 昆虫好きの生態観察図鑑Ⅱ コウチュウ・ハチ・カメムシ他 - 書籍全体, 鈴木欣司、鈴木悦子(著) 昆虫好きの生態観察図鑑Ⅱ コウチュウ・ハチ・カメムシ他. 緑書房. .
最終更新日:2020-08-11 ひろりこん