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Tabanus trigonusの分類 アブ科(Tabanidae)
Tabanus trigonusの概要 Tabanus

Tabanus trigonus

【 学名 】
Tabanus trigonus Coquillett, 1898

基本情報

大きさ・重さ

成虫体長:17~25 ㎜

参考文献

最終更新日:2020-08-11 ひろりこん

活動時期

成虫出現時期(日本国内):7~9月

参考文献

  • 2010 里山の昆虫ハンドブック - 書籍全体, 大林延夫(監修) 里山の昆虫ハンドブック. NHK出版. .

最終更新日:2020-08-11 ひろりこん

分布

日本

参考文献

最終更新日:2020-08-11 ひろりこん

生息状況

かつて農家でウシが広く飼育されていた時代には、ウシに群がっている姿がよくみられた。

参考文献

  • 2010 里山の昆虫ハンドブック - 書籍全体, 大林延夫(監修) 里山の昆虫ハンドブック. NHK出版. .

最終更新日:2020-08-11 ひろりこん

形態

成虫の形質

腹部は紫褐ないし黒色で、各背板の中央には大きな黄色三角斑がある。
触角第3節の歯状突起がより小さいことと、R₄脈に小枝があることによってアカアブと区別できる。

参考文献

最終更新日:2020-08-11 ひろりこん

似ている種 (間違えやすい種)

アカアブ

参考文献

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生態

成虫の生息環境

山野の牧場

参考文献

最終更新日:2020-08-11 ひろりこん

幼虫の生息環境

湿地の周りなど

参考文献

  • 2010 里山の昆虫ハンドブック - 書籍全体, 大林延夫(監修) 里山の昆虫ハンドブック. NHK出版. .

最終更新日:2020-08-11 ひろりこん

成虫の食性

樹液や花蜜など。雌は産卵のために牛馬から吸血する。

同様にウシから吸血するアカウシアブなどとは相互作用が見られ、吸血部位のすみわけをしている。ウシアブは腹部から、アカウシアブは背部からおもに吸血するが、アカウシアブの飛来数が減る夕刻になるとウシアブは背部からも吸血するようになる。

参考文献

  • 篠永哲 1997 身近なアブ類, 日高敏明(監修) 石井実、大谷剛、常喜豊(編) 日本動物大百科9:昆虫Ⅱ. 平凡社. p. 128.

最終更新日:2020-08-11 ひろりこん

幼虫の食性

ミミズなどを食べる。

参考文献

  • 2010 里山の昆虫ハンドブック - 書籍全体, 大林延夫(監修) 里山の昆虫ハンドブック. NHK出版. .

最終更新日:2020-08-11 ひろりこん

ライフサイクル

幼虫で越冬する。

参考文献

  • 2010 里山の昆虫ハンドブック - 書籍全体, 大林延夫(監修) 里山の昆虫ハンドブック. NHK出版. .

最終更新日:2020-08-11 ひろりこん

活動時間帯

盛夏季の晴天日では早朝と夕刻に多く飛来する。

参考文献

最終更新日:2020-08-11 ひろりこん

その他生態

夏に野辺を歩いていると甲高い羽音とともにまとわりついてくる。成虫は二酸化炭素に反応するので、自動車の排気ガスやドライアイスにもよく集まる。

参考文献

  • 2010 里山の昆虫ハンドブック - 書籍全体, 大林延夫(監修) 里山の昆虫ハンドブック. NHK出版. .

最終更新日:2020-08-11 ひろりこん

種・分類一覧