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アカネ属(Sympetrum)の分類 トンボ目(Odonata)
アカネ属(Sympetrum)の概要 トンボ科(Libellulidae)

アカネ属(Sympetrum)

【 学名 】
Sympetrum

基本情報

分布

アフリカ中部以南とオセアニアを除くほぼ世界中に56種ほど分布。
日本には17種1亜種が生息している。

参考文献

最終更新日:2020-05-15 瀬戸内味わいにぼし

別名・流通名・方言名

アカトンボ

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最終更新日:2020-05-15 瀬戸内味わいにぼし

形態

成虫の形質

比較的スマートな体型の中ないしやや小型のトンボ類。
黄褐色の地に黒色の斑紋があり、成熟すると大半のものは赤化して鮮やかな赤あるいは橙赤色を呈するが、なかには黒くなったり、青白色の粉を生じる種類もある。
雌には体色あるいは翅斑に多型が見られるものがある。
ヒメトンボ属に酷似している。

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幼体の形質

複眼が大きく前側方に突出して頭部が横長の五角形ないし逆台形をした、比較的体皮の薄い中ないしやや小型のヤゴ。
脚が著しく細くて長く、腹部の背面に複雑な濃色斑のあるものが多く、第8~9節にいくぶん目立つ側棘があり、俗にアカネ型とよばれる独特のスタイルをしている。

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生態

成虫の生息環境

主に平地や丘陵地の挺水植物の繁茂する池沼や湿地、湿原、水田などの広範な止水域に生息するが、緩流域にすむものもある。

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ライフサイクル

成虫は初夏のころに羽化して未熟のまま夏を経過し、秋に成熟して生殖活動を行うものが多い。

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種・分類一覧