スズバチ(Oreumenes decoratus)の解説トップに戻る
スズバチ(Oreumenes decoratus)の分類 Eumenidae
スズバチ(Oreumenes decoratus)の概要 Oreumenes

スズバチ(Oreumenes decoratus)

【 学名 】
Oreumenes decoratus (Smith, 1852)

基本情報

大きさ・重さ

成虫体長:18~30 ㎜

参考文献

最終更新日:2020-08-21 ひろりこん

活動時期

成虫出現時期(日本国内):5~9月

参考文献

  • 2012 昆虫好きの生態観察図鑑Ⅱ コウチュウ・ハチ・カメムシ他 - 書籍全体, 鈴木欣司、鈴木悦子(著) 昆虫好きの生態観察図鑑Ⅱ コウチュウ・ハチ・カメムシ他. 緑書房. .

最終更新日:2020-08-21 ひろりこん

分布

本州・四国・九州・対馬・屋久島など;中国・朝鮮半島・台湾など

参考文献

最終更新日:2020-08-21 ひろりこん

和名の解説

鈴のような形をした壺状の巣を造るため。

参考文献

最終更新日:2020-08-21 ひろりこん

人間との関係

巣やハチを刺激しても人への攻撃はせず、素手で捕まえたときにだけ刺すので、家屋内に入ってきた場合でもあわてずに箒などで戸外へ追い出せばよい。

参考文献

最終更新日:2020-08-21 ひろりこん

形態

成虫の形質

体は黒色で橙黄色の斑紋をもつ。しばしば後胸背板の黄斑は完全に消失する。翅はやや暗褐色をおび、前翅の中室は黄褐色。

雄の頭楯は黄色、雌は橙黄色。雄の触角先端は鉤状にならない。

参考文献

最終更新日:2020-08-21 ひろりこん

生態

成虫の生息環境

平地や低山帯

木の枝、家屋の壁面、ブロック塀などに、粘土で球形または楕円形の巣を造り、表面には粗い砂を塗り固める。

参考文献

最終更新日:2020-08-21 ひろりこん

成虫の食性

花蜜

参考文献

  • 2012 昆虫好きの生態観察図鑑Ⅱ コウチュウ・ハチ・カメムシ他 - 書籍全体, 鈴木欣司、鈴木悦子(著) 昆虫好きの生態観察図鑑Ⅱ コウチュウ・ハチ・カメムシ他. 緑書房. .

最終更新日:2020-08-21 ひろりこん

幼虫の食性

母バチが狩って巣に詰めたシャクトリムシなどのガの幼虫

参考文献

最終更新日:2020-08-21 ひろりこん

ライフサイクル

木の枝、板壁などに泥で鈴に似た形の巣を造る。中にはいくつかの巣室があり、各巣室にはガの幼虫などが数匹詰められる。卵は巣の天井から糸で吊り下げられ、ふ化した幼虫はこの生餌を食べて育つ。

参考文献

  • 2012 昆虫好きの生態観察図鑑Ⅱ コウチュウ・ハチ・カメムシ他 - 書籍全体, 鈴木欣司、鈴木悦子(著) 昆虫好きの生態観察図鑑Ⅱ コウチュウ・ハチ・カメムシ他. 緑書房. .

最終更新日:2020-08-21 ひろりこん

その他生態

巣は寄生バチなどの攻撃から守るために二重になっている。

参考文献

最終更新日:2020-08-21 ひろりこん

種・分類一覧