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モートンイトトンボ(Mortonagrion selenion)の分類 イトトンボ科(Coenagrionidae)
モートンイトトンボ(Mortonagrion selenion)の概要 Mortonagrion

モートンイトトンボ(Mortonagrion selenion)

準絶滅危惧種 (NT)

【環境省】現時点での絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては「絶滅危惧」に移行する可能性のある種

【 学名 】
Mortonagrion selenion Ris, 1916

基本情報

大きさ・重さ

全長 雄 23~32 ㎜、雌 22~31 ㎜
腹長 雄 18~26 ㎜、雌 17~25 ㎜
後翅長 雄 11~17 ㎜、雌 11~18 ㎜
幼虫 11~14 ㎜ 側尾鰓長 5~7 ㎜

参考文献

最終更新日:2020-05-07 瀬戸内味わいにぼし

活動時期

4月中旬から10月中旬

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分布

北海道南端から九州にかけて分布する。

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学名の解説

属名はイギリスのトンボ学者 Kenneth J. Morton (1858~1940) に捧げられてものである。

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和名の解説

イギリスのトンボ学者 Kenneth J. Morton (1858~1940) に捧げられてものである。

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形態

成虫の形質

雄は腹端部の橙色部が目立ち、頭部にL字状の斑紋がある。
雌は成熟過程で体色が橙黄色から緑色へと大きく変化し、成熟雌は腹部背面に黒色条が現れる。
アジアイトトンボ雌に似るが、頭部の斑紋や、腹部第8腹節に棘状の突起がないことで区別する。
コフキヒメイトトンボとは頭部の斑紋が異なる。

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幼体の形質

全身明るいオレンジ色をしたヤゴで、後頭の後角部が鋭くうしろへ突出している。
尾鰓は細長く柳葉状だが先がとがらない。

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似ている種 (間違えやすい種)

アジアイトトンボ、コフキヒメイトトンボ

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生態

成虫の生息環境

平地及び丘陵地の湿地の背丈の低い草が繁茂した浅い滞水や水田などに生息している。

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生殖行動

交尾は早朝に行われ、午前9時以降はほとんど求雌行動を示さない。

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産卵

日中雌が単独でセリやオランダガラシなどの水面付近の柔らかい生体組織内に行う。

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