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- ホソミイトトンボ(Aciagrion migratum)について
ホソミイトトンボ(Aciagrion migratum)
【IUCN】現時点での絶滅危険度の低い種
- 【 学名 】
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Aciagrion migratum Selys, 1876
目次
基本情報
- 大きさ・重さ
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全長 雄 30~38 ㎜、雌 31~38 ㎜
腹長 24~31 ㎜
後翅長 15~22 ㎜
幼虫 14~18 ㎜ 側尾鰓長 5~5.5 ㎜
参考文献
最終更新日:2020-05-07 瀬戸内味わいにぼし
形態
- 成虫の形質
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眼後紋と後頭条がつながって見える。
越冬型は淡褐色の体色のまま冬を越し、春には雌雄とも斑紋が青色になる。
夏型は小型で緑色みが強い。
腹部は非常に細長く、頭部は小さい。
腹部第8節腹面には棘がある。
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最終更新日:2020-05-07 瀬戸内味わいにぼし
生態
- ライフサイクル
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卵期間1~3週間程度、幼虫期間1~2か月程度。
成虫で越冬する。
夏型は初夏に羽化して夏に産卵し、越冬型は秋に羽化後、成虫のまま越冬して翌年春に産卵する。
参考文献
最終更新日:2020-05-07 瀬戸内味わいにぼし
- その他生態
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越冬場所の多くは比較的水辺に近い丘腹の南斜面や日当たりのよい崖下などで、下草の茂みや切通しに垂れ下がった細い木の根に止まって寒さをしのいでいる。
この場合、必ず細い植物体の垂直に近い部位に体を密着させるように静止して腹の第5, 6節のあたりを浅く「く」の字形に曲げている。
しかし、厳冬期でも局所の気温が14℃を超す暖かい日にはかなり活発にあたりを飛び回って摂食活動を行う。
参考文献
最終更新日:2020-05-07 瀬戸内味わいにぼし