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シロオビノメイガ(Spoladea recurvalis)の分類 Crambidae
シロオビノメイガ(Spoladea recurvalis)の概要 Spoladea

シロオビノメイガ(Spoladea recurvalis)

【 学名 】
Spoladea recurvalis Fabricius, 1775

基本情報

大きさ・重さ

開張 16~22 ㎜
幼虫 約 15~18 ㎜

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最終更新日:2020-05-07 瀬戸内味わいにぼし

活動時期

6月ごろから見られ、秋にかけて個体数が多くなる。

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分布

北海道~南西諸島に広く分布
北日本の個体は飛来によるものかそれによって発生したもので、土着していないと考えられている。
東シナ海上空での飛来昆虫調査でも確認されている。
国外では東南アジア~ヨーロッパ、オーストラリア、北アメリカなど、広域に分布する。

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和名の解説

前翅・後翅の白帯から。

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亜種

タイプ産地は、インド。
亜種区分はされていない。

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人間との関係

ホウレンソウの害虫として知られる。
2010年、8月中旬の道南北部での多発生を端緒に、以降道央から道東地域の栽培地帯全域にかけて、テンサイで本種幼虫の多発生が続発し、被害の激しい圃場では葉が食い尽くされるほどの甚害に至っている。

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形態

成虫の形質

前・後翅ともに地色は黒褐色。
前翅前縁部の外横線内側と中央部、後翅の中央部に顕著な白帯をもち、他種と混同することは無い。

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幼体の形質

体色は淡緑色。
亜背線、気門線、気門下線は淡色。
前・中胸節側線部に黒色斑を持つ。
頭部は淡褐色で褐色斑を持つ。

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生態

幼虫の食性

ホウレンソウ、フダンソウ、テンサイ、ヒユ(以上ヒユ科)、メロン(ウリ科)など

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種・分類一覧