- 解説一覧
- アメリカシロヒトリ(Hyphantria cunea)について
基本情報
- 人間との関係
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幼虫は広食性で600種にも及ぶ樹種を加害。
プラタナス、アメリカフウ、サクラなどの各種園芸樹種が影響を受ける。
ヒトリガ科は検疫有害動物(植物防疫法)。
日本の侵略的外来種ワースト100に選ばれている。
参考文献
最終更新日:2020-05-04 瀬戸内味わいにぼし
形態
- 成虫の形質
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体および翅は白色。
前翅は灰黒色の斑紋列があるが、これの発達程度に個体変異が著しく、まったくなくなった無紋個体もある。
雌は通常無紋。
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最終更新日:2020-05-04 瀬戸内味わいにぼし
生態
- 幼虫の食性
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クワ(クワ科)、カキノキ(カキノキ科)、ヤナギ類(ヤナギ科)、サクラ類、リンゴ(以上バラ科)、クリ、コナラ(以上ブナ科)、スズカケノキ(スズカケノキ科)、ユリノキ(ユリノキ科)など、極めて多数の植物を食す。
参考文献
最終更新日:2020-05-04 瀬戸内味わいにぼし
- ライフサイクル
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年2化、まれに3化。
幼虫は3齢まで糸を張って集団生活をし、ときに大発生をして多くの樹木に被害を与える。
蛹で越冬する。
参考文献
最終更新日:2020-05-04 瀬戸内味わいにぼし