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ヒトリガ(Arctia caja)の分類 ヒトリガ科(Arctiidae)
ヒトリガ(Arctia caja)の概要 Arctia

ヒトリガ(Arctia caja)

【 学名 】
Arctia caja Linnaeus, 1758

基本情報

大きさ・重さ

開張 雄 62 ㎜内外、雌 80 ㎜内外
幼虫 約 60 ㎜

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最終更新日:2020-05-06 瀬戸内味わいにぼし

活動時期

年1化、8~9月に出現。

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分布

北海道、本州
国外では朝鮮半島からヨーロッパまでユーラシア大陸に広く分布するほか、北アメリカにも分布する。

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保全の取り組み

生息地の減少、環境の悪化から重要保護生物に指定(千葉県レッドリスト2019)。

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亜種

名義タイプ亜種はヨーロッパに産する。
日本産は亜種 phaeosoma (Butlere,1758) とされる。

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別名・流通名・方言名

クマケムシ(幼虫)

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形態

成虫の形質

雄の触角は櫛歯状、雌は鋸歯状。
口吻は退化している。
頭部及び胸部背面は褐色の長い毛に覆われる。
頚板の側方及び肩板の外縁には白い毛がある。
個体によって色彩、斑紋に著しい変化がある。
きわめて稀に後翅が黄色を呈する黄色型が、宮城県や長野県で得られている。

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幼体の形質

黒色で、背面に黒い長毛、側面に赤褐色の毛を持ち、気門は白色。
頭部は光沢のある黒褐色。

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生態

幼虫の食性

クワ(クワ科)、スグリ(スグリ科)、アサ(アサ科)、ニワトコ(レンプクソウ科)、オオバコ(オオバコ科)
飼育ではタンポポ類(キク科)、ギシギシ、イタドリ(以上タデ科)、キャベツ(アブラナ科)など多食。

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ライフサイクル

幼虫で越冬する。

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活動時間帯

灯火によく飛来するが、本州中部では飛来時間は遅く、夜半過ぎでないとなかなか得られない。

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関連情報

採集方法

幼虫は山道などをよく横断しているのが見つかる。

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種・分類一覧