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カシワマイマイ(Lymantria mathura)の分類 ドクガ科(Lymantriidae)
カシワマイマイ(Lymantria mathura)の概要 Lymantria

カシワマイマイ(Lymantria mathura)

【 学名 】
Lymantria mathura Moore, 1865

基本情報

大きさ・重さ

開張 雄約 49 ㎜ 雌 82 ㎜
幼虫 50~55 ㎜

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最終更新日:2020-05-04 瀬戸内味わいにぼし

活動時期

年1化。
沖縄島では6月、北海道、本州では7~8月に出現する。

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分布

北海道、本州、四国、九州、屋久島、奄美大島、沖縄島
国外では台湾、朝鮮半島、中国、ロシア南東部、マレー半島からインドに広く分布する。

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亜種

沖縄島のものは、翅がやや丸みを帯び、色彩は黄色みが強いことから独立種オキナワマイマイ L. flavida Pogue & Schaefer, 2007 として記載されたが、雄の交尾器に明瞭な差がないので、この種を mathura の亜種と考え、 L. mathura flavida Pogue & Schaefer, 2007 stat. nov. とする考えもある。
奄美大島のものはこの亜種に入る。

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形態

成虫の形質

雄の個体変異は著しく、黄色型から暗化型までさまざまである。
最近は明るい黄色型はあまり採れない。
雌は巨大で、後翅は淡い桃色で美しい。
北海道産は雌雄共にやや小型になる。

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蛹の形質

体表にまばらな短い毛束がある。

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幼体の形質

前胸に前方に伸びる長い黒褐色毛束、第9腹節には後外方に伸びる長い黒褐色毛束を持つ。

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生態

ライフサイクル

卵で越冬する。

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種・分類一覧