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クロメンガタスズメ(Acherontia lachesis)の分類 Sphingidae
クロメンガタスズメ(Acherontia lachesis)の概要 Acherontia

クロメンガタスズメ(Acherontia lachesis)

【 学名 】
Acherontia lachesis Fabricius, 1798

基本情報

大きさ・重さ

開張 100~125 ㎜
幼虫 約 80~90 ㎜

参考文献

最終更新日:2020-05-06 瀬戸内味わいにぼし

活動時期

年1化、7~8月に出現。

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分布

本州、四国、九州、屋久島、沖縄島 小笠原諸島にも最近侵入したと推定される。
国外では台湾、中国からマレーシア、インドまで分布する。

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和名の解説

胸部背面の面型模様から。

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人間との関係

成虫は蜜を摂食するためミツバチの巣に侵入することがあり、養蜂業上害虫とされる。
トマト・ミニトマト・ナス・タバコなどの農業被害が報告されている。

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形態

成虫の形質

前翅頂部は褐色を帯び、後翅基部は黒く、メンガタスズメ A. styx と比較し外縁の黒帯も発達する。
胸部は太く、背に灰色を帯びた人面模様がある。
口吻は短く堅固。

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幼体の形質

尾角はメンガタスズメ A. styx と比べて強く湾曲し、S字型をなす。
体色は緑色、黄色、褐色と変異がある。

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生態

幼虫の食性

ゴマ、クコ(以上ゴマ科)、ナス、トマト、チョウセンアサガオ、タバコ(以上ナス科)、キリ(キリ科)、ノウゼンカズラ、キササゲ(ノウゼンカズラ科)、クワ(クワ科)、ソケイ(モクセイ科)など

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発音(鳴き声)

成虫、幼虫共に刺激を与えると「キーキー」という音を出す。
成虫の発音は発音は昆虫の中で唯一、口腔内の空気流が下咽頭弁を振動させて生じる。
メンガタスズメ属の発音は、盗蜜を目的にした、ワーカーの攻撃行動を制御するミツバチ女王のパイピングの音声擬態である。

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