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ウンモンスズメ(Callambulyx tatarinovii)の分類 Sphingidae
ウンモンスズメ(Callambulyx tatarinovii)の概要 Callambulyx

ウンモンスズメ(Callambulyx tatarinovii)

【 学名 】
Callambulyx tatarinovii Bremer & Grey, 1852

基本情報

大きさ・重さ

開張 65~80 ㎜
幼虫 約 60~70 ㎜

参考文献

最終更新日:2020-05-06 瀬戸内味わいにぼし

活動時期

年2化、5~9月に出現

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分布

北海道、本州、四国、九州、対馬
国外では朝鮮半島、中国北部~南部、バイカル湖周辺、モンゴルに分布する。

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亜種

かつて北海道、対馬産は亜種 japonica Eicheler, 1965 、本州以南のものは亜種 gabyae Bryk, 1946 とされていた。しかし色彩・斑紋に若干の地理的な変異があるものの明瞭に区別できないため、 japonica を gabyae のシノニムにして、日本国内での亜種区分はしない。
名義タイプ亜種はバイカル湖周辺、モンゴル、中国北部~南部、朝鮮半島に産する。

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形態

成虫の形質

前翅は鮮緑色だが、退色しやすく、古い標本では汚黄色となることがある。
前肢後縁は灰黒色を帯びる。
後翅は桃色。

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幼体の形質

地色は黄緑から緑色。
全体に細かな顆粒が目立つ。
頭部は三角形。
尾角は暗赤紫色で、ほとんど曲がらない。
斑紋変異があり、1, 3, 5, 7本目の斜条に赤紫色斑を伴うことがある。

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生態

幼虫の食性

ケヤキ、ハルニレ、アキニレ(以上ニレ科)。

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ライフサイクル

蛹越冬。

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種・分類一覧