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シャチホコガ(Stauropus fagi)の分類 Notodontidae
シャチホコガ(Stauropus fagi)の概要 Stauropus

シャチホコガ(Stauropus fagi)

【 学名 】
Stauropus fagi Linnaeus, 1758

基本情報

大きさ・重さ

開張 雄 51~63 ㎜内外、雌 65 ㎜内外
幼虫 約 45 ㎜

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最終更新日:2020-05-06 瀬戸内味わいにぼし

活動時期

年2化。5月前後、8月前後に出現する。

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分布

北海道、本州、四国、九州、対馬、屋久島
国外ではサハリンから朝鮮半島、ヨーロッパまでユーラシア大陸に広く分布する。

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和名の解説

幼虫の静止時の頭部と尾部7~10腹節をそり返した独特の形態が「鯱」を連想させるため。

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亜種

北海道産は色彩が明るく白っぽいので、名義タイプ亜種とされる。
本州以南のものは亜種 persimilis Butler, 1879 とされる。

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形態

成虫の形質

前翅の基部は灰色。
内、外横線白色、鋸歯状で薄く黄色を帯びるものもある。
亜外横線の点列が目立つ。
九州のものは濃い色で、基部、内外横線は灰黄色を帯びる。

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幼体の形質

中・後脚が細長く伸びる。
尾脚は棍棒状
第7~9腹節が肥大。

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生態

幼虫の食性

落葉広葉樹多食。クルミ科、ヤナギ科、カバノキ科、ブナ科、ニレ科、バラ科、マメ科、ムクロジ科、アオイ科、ミズキ科など。

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ライフサイクル

成熟すると地上に降り、薄い繭を作る。
繭内で蛹越冬。

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特徴的な行動

幼虫は刺激を受けると、胸脚を開いてわなわなと振動させる。

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種・分類一覧