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ムラサキシャチホコ(Uropyia meticulodina)の分類 Notodontidae
ムラサキシャチホコ(Uropyia meticulodina)の概要 Uropyia

ムラサキシャチホコ(Uropyia meticulodina)

【 学名 】
Uropyia meticulodina Oberthür, 1884

基本情報

大きさ・重さ

・成虫開張:雄 48~50 ㎜内外 雌 58~59 ㎜内外
・幼虫体長: 40 ㎜ほど

参考文献

  • 2010 イモムシハンドブック - 書籍全体, 安田守(著) イモムシハンドブック. 文一総合出版. .

最終更新日:2020-08-09 ひろりこん

活動時期

成虫出現時期(日本国内):4~6月、8~9月

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最終更新日:2020-08-09 ひろりこん

分布

北海道、本州、四国、九州、対馬;台湾、朝鮮半島、中国、ロシア南東部(沿海州)

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最終更新日:2020-08-09 ひろりこん

形態

成虫の形質

前翅前縁よりと後縁よりの、かば色の部分には、細い4本の横線が見える。個体によっては細い中室紋の見えるものもある。

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最終更新日:2020-08-09 ひろりこん

幼体の形質

尾脚は棒状に特化し、後ろに突き出て、脚には刺毛が生える。頭部は褐色で、頭頂部が角状に突出する。胴部は黄緑色だが背部を中心に褐色斑がある。

参考文献

  • 2010 イモムシハンドブック - 書籍全体, 安田守(著) イモムシハンドブック. 文一総合出版. .

最終更新日:2020-08-09 ひろりこん

似ている種 (間違えやすい種)

中国南部にはよく似た別種 U. melli Schintlmeister, 2002 が同所的に産する。中室紋が黒点としてはっきりしていることで本種と区別できる。

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最終更新日:2020-08-09 ひろりこん

生態

幼虫の食性

オニグルミ(クルミ科)

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最終更新日:2020-08-09 ひろりこん

ライフサイクル

蛹越冬。年2化で4~6月と8~9月に出現する。(小林, 2011, 126)
幼虫は6~7月および9月ごろ採集できる。(服部, 1965, 4)

参考文献

最終更新日:2020-08-09 ひろりこん

種・分類一覧