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オオミズアオ(Actias aliena)の分類 Saturniidae
オオミズアオ(Actias aliena)の概要 Actias

オオミズアオ(Actias aliena)

【 学名 】
Actias aliena Butler, 1879

基本情報

大きさ・重さ

開張 雄 80~110 ㎜ 雌 85~120 ㎜
幼虫 70~80 ㎜

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最終更新日:2020-05-04 瀬戸内味わいにぼし

活動時期

5~8月

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分布

北海道、本州、四国、九州、対馬、屋久島、種子島(伊豆諸島からも記録があるが、オナガミズアオの誤同定と考えられ、本種は伊豆諸島には分布しない)
国外では朝鮮半島、中国、ロシア南東部に分布。

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学名の解説

種小名 aliena:「外国の」という意。

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和名の解説

大きな水色の翅を持つことから。

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亜種

A. a. sjoeqvisti Bryk, 1949 北海道亜種 本州の寒冷地(東北地方)のものと明瞭に区別できない。
A. a. aliena (Butler, 1879) 本州・四国・九州・対馬亜種
A. a. yakushimaensis Kishida, 1994 屋久島亜種 両翅とも強く黄色を帯びる。

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亜種

A. a. sjoeqvisti Bryk, 1949 北海道亜種 本州の寒冷地(東北地方)のものと明瞭に区別できない。
A. a. aliena (Butler, 1879) 本州・四国・九州・対馬亜種
A. a. yakushimaensis Kishida, 1994 屋久島亜種 両翅とも強く黄色を帯びる。

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形態

成虫の形質

大型。
翅の地色は様々で、青白色から黄色みを帯びたものまである。
夏型は春型に比べて黄色みが強くなり、大型で外横線が太く目立つ個体が出現する。

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蛹の形質

繭は油紙様で薄い。

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幼体の形質

体は黄緑色。
各節背面が隆起する。
気門は赤色。

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似ている種 (間違えやすい種)

オナガミズアオ

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生態

幼虫の食性

サクラ類(バラ科)、カエデ類(カエデ科)、クリ(ブナ科)、ミズキ(ミズキ科)など多食性。

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ライフサイクル

年1~2化、5~8月に出現する。
北海道や本州の山地、寒冷地では年1化、春型のみ得られるが、平地、温暖地では年2化、春型と夏型が出現する。
3化目と考えられる個体が10月に採集されたこともある。
落葉の中で繭を作り、蛹で越冬する。

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種・分類一覧