- 解説一覧
- シンジュサン(Samia cynthia)について
基本情報
- 分布
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北海道、本州、四国、九州、対馬、種子島、屋久島、種子島、奄美大島、徳之島、沖永良部島、沖縄島、石垣島、西表島
国外では朝鮮半島、中国東北部に分布する。
参考文献
最終更新日:2020-05-04 瀬戸内味わいにぼし
- 亜種
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従来 S. cynthia (Drury, 1773) とされていた種に、マレー半島などの同一地域で2種類が含まれることから、多数の種が含まれていることが判明した。
現在では熱帯アジアに19種が知られている (Peigler & Naumann, 2003) 。
Peigler & Naumann は、日本から cynthia の亜種として記載された pryeri (Drury, 1878) を独立種とし、日本固有種とした。
cynthia は、中国東北部から朝鮮半島に分布し、対馬産も cynthia であるとしている。つまり日本には2種類がいるとした。
Peigler & Naumann によると、 pryeri と cynthia は、翅の地色や雄交尾器で区別できるとしているが、その差は微弱で、過度の細分と思われる。
また、中国の山地や台湾から記載された独立種の S. wangi Naumann & Peigler, 2001 との関係も曖昧で、地域変異などを含めさらなる研究が必要である。
最近のミトコンドリアDNA塩基配列分子系統解析では、 pryeriと cynthia 、 wangi の一部の系統はまったく区別できないという結論が出ている。
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形態
生態
- 幼虫の食性
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ニワウルシ、ニガキ(以上ニガキ科)、キハダ、カラスザンショウ、ハマセンダン(以上ミカン科)、クスノキ(クスノキ科)、ナシ、リンゴ(以上バラ科)、ヤマナラシ(ヤナギ科)、ヤエヤマネコノチチ(クロウメモドキ科)、ゴンズイ(ミツバウツギ科)、ネズミモチ(以上モクセイ科)、クロガネモチ(モチノキ科)、ヌルデ(ウルシ科)、ナンキンハゼ(トウダイグサ科)、オニグルミ(クルミ科)、クサギ(シソ科)、シュロ(ヤシ科)、クヌギ(ブナ科)
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