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Malacosoma neustriaの分類 Lasiocampidae
Malacosoma neustriaの概要 Malacosoma

Malacosoma neustria

【 学名 】
Malacosoma neustria Linnaeus, 1758

基本情報

大きさ・重さ

開張 雄 29 ㎜内外、雌 38 ㎜内外
幼虫 約 60 ㎜

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最終更新日:2020-05-06 瀬戸内味わいにぼし

活動時期

年1化。平地では5~6月、山地では6~7月に出現。

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分布

北海道、本州、四国、九州、対馬、屋久島
国外では台湾、中国、朝鮮半島からヨーロッパまでユーラシア大陸北部に広く分布。

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和名の解説

卵を小枝にらせん状に産み付ける習性から。

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亜種

名義タイプ亜種はヨーロッパに産し、日本産のものは亜種 testacea (Motschulsky, 1861) とされる。

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人間との関係

学校の校庭のサクラ類(ソメイヨシノ)などに大発生をすることがあり、樹木の害虫として有名。

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形態

成虫の形質

色彩には変異が著しく、黄褐色から茶褐色まで変異があるが、一般に雄は黄褐色で雌は茶褐色である。
前翅の脈R5からM1は共通の柄を持つ。
脈R3とR2も共通の柄を持ち、さらに根元で脈R4が合して短い共同の柄で中室の前角から出ている。
後翅の脈M3とM2は共通の柄を持つ。
脈Rsは中室の前角から出て、脈R1は中室の前縁から発する。
脈Scから前縁に向かって2本の枝を出す。

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幼体の形質

地色は背面が橙色-赤茶褐色、側面は灰青色。
基線部などに白色長毛が密生。
頭部は灰青色で眉毛様の黒色紋を持つ。

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生態

成虫の生息環境

平地から山地に普通。

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幼虫の食性

サクラ類、モモ、ウメ、リンゴ(以上バラ科)、ネコヤナギ、イヌコリヤナギ、セイヨウハコヤナギ(以上ヤナギ科)、ミズナラ、カシワ、クヌギ(以上ブナ科)、ハンノキ(カバノキ科)など。

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ライフサイクル

卵で越冬する。

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特徴的な行動

幼虫は4齢までは枝の間にテント状の共同の絹網をはって群居し、おもに夜間に巣を離れて餌を摂る。

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種・分類一覧