開張 雄 42~51 ㎜内外、雌 52 ㎜内外 幼虫 約 60 ㎜
最終更新日:2020-05-06 瀬戸内味わいにぼし
年2化。5~6月、8月に出現。
北海道、本州、四国、九州 国外では中国、朝鮮半島、ロシア南東部に分布。
種小名「albomaculata」は「albo」+「maculata」で「白い斑」の意。
名義タイプ亜種はロシア南東部に産する。 日本のものは亜種 directa (Swinhoe, 1892) 。
幼虫や繭の毒針毛に触れると痛みを感じ、赤くなり、腫れて痒みが生じる。 2~3週間痒みが続き、時には発熱などを伴うこともある。
体、翅は暗褐色から濃赤褐色。 色彩の濃淡はあるが、ヨシカレハのような変異は無い。 前翅の中室端とその上の白斑は、やや大きく銀白色。 外横線の外側は、やや紫色の光沢がある。
黒色毛が付着する。
中胸、第8腹節背部に暗褐色の毛束をもつ。 頭部は茶褐色。 毒刺毛を持つ。
平地、山地に普通。
タケ類、ササ類、ススキ、ヨシ(以上イネ科)
幼虫で越冬する。