- 解説一覧
- ヒロヘリアオイラガ(Parasa lepida)について
基本情報
- 亜種
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タイプ産地はインド。
日本、中国~インドに生息するものは名義タイプ亜種。
ジャワ島から別亜種 media Walker, 1855 が記載されている。
参考文献
最終更新日:2020-05-07 瀬戸内味わいにぼし
- 人間との関係
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カキ、ブルーベリーなどの害虫である。
インドではマンゴーの大害虫として重要視されている。
幼虫は刺毛を持ち、皮膚炎の症例が多く報告されている。
参考文献
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形態
- 成虫の形質
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前翅のほぼ中央を斜行する横線の内側から内横線までは緑色。
内横線の内側と外横線の外側は褐色。
後翅の内半は淡黄色。外半は褐色。
参考文献
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生態
- 幼虫の食性
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サクラ属(バラ科)、カエデ属(ムクロジ科)、サンゴジュ(スイカズラ科)など多くの植物が報告され、一部の地域では害虫化している。
沖縄ではモモタマナ(シクンシ科)、アカギ(トウダイグサ科)などにつく。
参考文献
最終更新日:2020-05-07 瀬戸内味わいにぼし
関連情報
- 外来種としての影響
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日本では1930年に鹿児島県で確認され、1970年代以降は北九州、中国地方から近畿地方、東海地方に、1990~2000年代には関東地方北部や北陸地方、沖縄島まで分布を広げている。
人為的に持ち込まれたものと推定されている。
参考文献
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