- 解説一覧
- ビロードハマキ(Cerace xanthocosma)について
基本情報
- 分布
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本州、佐渡島、淡路島、四国、九州、対馬、屋久島
近年分布北限が上昇しているようで、1980年初めには房総半島が北限だったが、関東地方南部では完全に定着、現在の太平洋側の北限記録は宮城県の南部である。
国外では台湾、中国に分布する。サハリンからの記録は再検討が必要である。
参考文献
最終更新日:2020-05-07 瀬戸内味わいにぼし
形態
- 成虫の形質
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ヒロバビロードハマキ E. advena に似るが、前翅は細長く、黄色い斑点は細かく、朱色の横条を持つ。
雄では後翅の外半分が黒色。
雌は大きく、後翅はより淡色で、全体に黒色の斑模様になる。
参考文献
最終更新日:2020-05-07 瀬戸内味わいにぼし
生態
- 幼虫の食性
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モクレン科、クスノキ科の常緑樹。バラ科、ブナ科の主に常緑樹。
ヤマモモ(ヤマモモ科)、ザクロ(ミゾハギ科)、ムクロジ科カエデ類、リョウブ(リョウブ科)、ネジキ、アセビ(以上ツツジ科)、ムベ(アケビ科)、ソヨゴ(モチノキ科)、サンゴジュ(ミズキ科)、グミ科の常緑樹など、様々な樹木につく。
落葉樹につくのは、夏に発生する幼虫に限られる。
参考文献
最終更新日:2020-05-07 瀬戸内味わいにぼし