- 解説一覧
- カブラヤガ(Agrotis segetum)について
基本情報
- 分布
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北海道、本州、伊豆諸島、小笠原諸島、四国、九州、対馬、屋久島、沖縄諸島、宮古島、石垣島
国外では東南アジア、ユーラシア大陸、アフリカ、オセアニアに分布。
参考文献
最終更新日:2020-05-06 瀬戸内味わいにぼし
形態
- 成虫の形質
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雄触角は両櫛歯状、雌触角は糸状。
個体変異が大きい。明るい個体や赤みがかった個体もある。
雄前翅の各紋は明瞭な黒線で縁どられる。
楔状紋は短く細い。
腎状紋内は黒色で大きい。
環状紋はほぼ真円で、内部は明るいか、または黒点を持つ。
後翅は、雄では光沢のある白色で、雌では辺縁が暗くなり、翅脈が暗色ではっきり見える。
雄雌ともRsより前縁は着色される。
雌前翅には暗色の型と明るい型がある。
参考文献
最終更新日:2020-05-06 瀬戸内味わいにぼし
- 地理的変異
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日本産の雌に見られる前翅地色の明るい型はヨーロッパには産しないようで、ヨーロッパの諸図鑑にも掲載されていない。
雌雄交尾器でも雄のパルパの形、ベシカの硬化部や雌の二次ブルサエの巻き数に差があるが、個体変異も多く種分化の決定的な差は出ない。
参考文献
最終更新日:2020-05-06 瀬戸内味わいにぼし