- 解説一覧
- オオゴマダラ(Idea leuconoe)について
基本情報
- 分布
-
国内:喜界島と沖縄本島以南の南西諸島。奄美大島、沖永良部島での定着は不明。これ以北では迷蝶。
国外:インド・東南アジア・中国南部・台湾
参考文献
最終更新日:2020-05-04 瀬戸内味わいにぼし
- 亜種
-
ssp.clara Butler,1867:台湾本島、沖縄本島とその周辺
ssp.rizalliuensis Holland,1893:八重山諸島
ssp.kwashotoensis Sonan,1928:蘭嶼、緑島郷
ssp.solyma Fruhst,1910:ルソン島北方の小島群
ssp.leuconoe Erichson,1834:ルソン島 原名亜種
ssp.athesis Fruhst,1911:ルソン島中部東沖の小島
ssp.obscura Staudinger,1889:フィリピン中南部の各島
ssp.moira Fruhst,1910
ssp.princesa Staudinger,1889
ssp.esanga Fruhst,1898
ssp.godmani Oberthür,1879
ssp.nigriana Grose−Smith,1895
ssp.natunensis Snellen,1895−6
ssp.juvana Fruhst,1896
ssp.engania Doherty,1891
ssp.lasiaka V.Eecke,1913
ssp.vedana Fruhst,1906
ssp.chersonesia Fruhst,1897
ssp.siamensis Godfrey,1916
参考文献
最終更新日:2020-05-04 瀬戸内味わいにぼし
形態
- 成虫の形質
-
表は白色、斑状の黒斑と翅脈に沿った黒線があり、特に前翅の中室端の黒線が拡大する。
基部は黄色みを帯びる。
裏の斑紋は表とよく似る。
色彩、斑紋の雌雄差はなく、雌の翅形がやや丸みを帯びる程度。
雄は先端の腹節の間隔が長く、橙色の交尾器が見え、雌は間隔が短い。
参考文献
最終更新日:2020-05-04 瀬戸内味わいにぼし
- 幼体の形質
-
地色は黒色で艶がない。
側面に赤色斑、各節に黄白色帯を持つ。
前中胸、第1・8腹節に長い突起、ときに第7腹節に短い突起を持つ。
参考文献
最終更新日:2020-05-04 瀬戸内味わいにぼし