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ツマグロヒョウモン(Argyreus hyperbius)の分類 Nymphalidae
ツマグロヒョウモン(Argyreus hyperbius)の概要 Argyreus

ツマグロヒョウモン(Argyreus hyperbius)

【 学名 】
Argyreus hyperbius Linnaeus, 1763

基本情報

大きさ・重さ

開長約 32~40 ㎜
幼虫 40~45 ㎜

参考文献

最終更新日:2020-05-04 瀬戸内味わいにぼし

活動時期

5月~11月

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分布

国内:南西諸島から関東北部。東北地方、北海道における記録も存在する。

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生息状況

分布が北方に拡大しており、東京付近では2000年代に入り普通にみられるようになった。

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生息状況

分布が北方に拡大しており、東京付近では2000年代に入り普通にみられるようになった。

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和名の解説

雌の前翅の模様から。

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最終更新日:2020-05-04 瀬戸内味わいにぼし

形態

成虫の形質

雄の表はヒョウ柄の模様、雌では前翅外半部は青色光沢のある黒色で中心に白斑がある。
裏は前翅で表と似るが、翅頂部が黄土色、後翅裏は白と黄土色の混じる特徴的な模様。
また、近似種のヒョウモン類とは異なり、雄は表の黒色部が少なく、雌雄で後翅表の外縁の黒帯が目立つ。

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幼体の形質

地色は黒色。
背線は1本ではっきりとした橙赤色。
全体に棘状突起があり、橙赤色と黒色。

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生態

成虫の生息環境

主に平地~丘陵地の明るい草地。
人家周辺、都市公園、農地などに見られる。

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幼虫の食性

スミレ科の野生種と栽培種

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活動時間帯

日中、低い場所を比較的緩やかに飛翔。

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その他生態

冬期に埼玉県鴻巣市で幼虫がスミレ類の株の中に潜っていた例(北村,私信)、同様に東京都あきるの市で霜が降った日に幼虫がナツツバキSteveartia pseudocamelliaの落ち葉の下に隠れていた例(森、私信)から、低温に備えて移動することができると考えられる。

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種・分類一覧