- 解説一覧
- ツマグロヒョウモン(Argyreus hyperbius)について
基本情報
形態
- 成虫の形質
-
雄の表はヒョウ柄の模様、雌では前翅外半部は青色光沢のある黒色で中心に白斑がある。
裏は前翅で表と似るが、翅頂部が黄土色、後翅裏は白と黄土色の混じる特徴的な模様。
また、近似種のヒョウモン類とは異なり、雄は表の黒色部が少なく、雌雄で後翅表の外縁の黒帯が目立つ。
参考文献
最終更新日:2020-05-04 瀬戸内味わいにぼし
生態
- その他生態
-
冬期に埼玉県鴻巣市で幼虫がスミレ類の株の中に潜っていた例(北村,私信)、同様に東京都あきるの市で霜が降った日に幼虫がナツツバキSteveartia pseudocamelliaの落ち葉の下に隠れていた例(森、私信)から、低温に備えて移動することができると考えられる。
参考文献
最終更新日:2020-05-04 瀬戸内味わいにぼし