- 解説一覧
- モンシロチョウ(Pieris rapae)について

基本情報
- 分布
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日本全土にふつう。ただし沖縄県へは1958年頃、沖縄南部の宮古島・石垣島・西表島・与那国島には1966年ごろになって入ったものである。
国外では朝鮮半島、中国東北部、中国よりヨーロッパに広く分布し、アメリカやオーストラリアも人為的に持ちこまれて、現在ではそれらの地方で有数のキャベツの害虫となっている。
参考文献
- 矢田脩 2006 モンシロチョウ, 白水隆(著) 日本産蝶類標準図鑑. 学習研究社. pp. 60-61.
最終更新日:2021-04-05 ハリリセンボン
形態
- 成虫の形質
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雄雌の色彩斑紋の差異は明瞭で、雌は翅面がやや灰色をおび、雄にはない光沢をあらわす。
前翅中室より基部にかけて暗色鱗を強く散布、黒斑はるかに強くあらわれる。
参考文献
- 矢田脩 2006 モンシロチョウ, 白水隆(著) 日本産蝶類標準図鑑. 学習研究社. pp. 60-61.
最終更新日:2021-04-05 ハリリセンボン
- 似ている種 (間違えやすい種)
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スジグロシロチョウ、ヤマトスジグロシロチョウ
参考文献
- 矢田脩 2006 モンシロチョウ, 白水隆(著) 日本産蝶類標準図鑑. 学習研究社. pp. 60-61.
最終更新日:2021-04-05 ハリリセンボン
生態
- 成虫の生息環境
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路傍・耕作地・原野のいたる所に生息するが、日当たりのよい場所を好み、密林中に見当たらず、そういう場所にはスジグロシロチョウやヤマトスジグロシロチョウが生息する。
参考文献
- 矢田脩 2006 モンシロチョウ, 白水隆(著) 日本産蝶類標準図鑑. 学習研究社. pp. 60-61.
最終更新日:2021-04-05 ハリリセンボン
- 幼虫の食性
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幼虫の食草はアブラナ科。アブラナ科に属するものであればほとんどすべての栽培種・野生種を食べるが、特に好む。
そのほか、フウチョウソウ科のセイヨウフウチョウソウ・ギョボク、ノウゼンハレン科のノウゼンハレン(キンレンカ)などにも幼虫がつくことがある。
異常産卵としてイチジク(クワ科)、エンドウ。ハナダイコンは食べない。
参考文献
- 矢田脩 2006 モンシロチョウ, 白水隆(著) 日本産蝶類標準図鑑. 学習研究社. pp. 60-61.
最終更新日:2021-04-05 ハリリセンボン
- 産卵
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記録された最大産卵数は約300卵、蔵卵数は約500卵。
参考文献
- 矢田脩 2006 モンシロチョウ, 白水隆(著) 日本産蝶類標準図鑑. 学習研究社. pp. 60-61.
最終更新日:2021-04-05 ハリリセンボン
- 特徴的な行動
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交尾飛翔形式は雄+雌の例が圧倒的多数(記録は少なくとも80例以上)でこれが基本型であり、雌+雄の例はきわめて少ない。
交尾継続時間は12時間以上というものがある。交尾して間もない雄は精包が元のサイズにもどるまで、次の雌を探して交尾しようとはしない。
参考文献
- 矢田脩 2006 モンシロチョウ, 白水隆(著) 日本産蝶類標準図鑑. 学習研究社. pp. 60-61.
最終更新日:2021-04-05 ハリリセンボン
- その他生態
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成虫出現時期:第1化(春型)は、九州あたりの暖地では2~3月ごろから、寒冷地では4~5月より出現し、以後引き続き発生を繰り返し、寒冷地では年2、3回、暖地で6、7回の発生、発生回数はその地方の気候条件によって変化する。
参考文献
- 矢田脩 2006 モンシロチョウ, 白水隆(著) 日本産蝶類標準図鑑. 学習研究社. pp. 60-61.
最終更新日:2021-04-05 ハリリセンボン