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キイロトラカミキリ(Grammographus notabilis)の分類 Cerambycidae
キイロトラカミキリ(Grammographus notabilis)の概要 Grammographus

キイロトラカミキリ(Grammographus notabilis)

【 学名 】
Grammographus notabilis (Pascoe, 1862)

基本情報

大きさ・重さ

成虫体長:13~19 ㎜

参考文献

最終更新日:2020-09-06 ひろりこん

活動時期

成虫出現時期(日本国内):5~8月

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最終更新日:2020-09-06 ひろりこん

分布

中国から朝鮮半島を経て日本列島に分布する。

参考文献

最終更新日:2020-09-06 ひろりこん

亜種

・G. n. notabilis (Pascoe, 1862)
分布:本州、冠島、隠岐、四国、九州、対馬、種子島、屋久島、吐噶喇列島(中之島);朝鮮半島、中国中南部
・特徴:被毛は通常は黄色みが強い。前胸背板の黒紋は明瞭で、上翅の斜紋は連続する傾向が強い。

・G. n. cuneatus
分布:中国西部

参考文献

最終更新日:2020-09-06 ひろりこん

形態

成虫の形質

体は幅広く、触角と肢が太い大型種。被毛の色彩は灰緑色から黄色で黒色紋をもつ。前胸背板の背面には1対の小紋をもち、上翅は3条のジグザグ状の斜紋をもつが変異が大きい。触角は第3~7内端が歯状に尖り、雄で上翅先端4分の1を越す。

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最終更新日:2020-09-06 ひろりこん

生態

成虫の生息環境

ヤブツバキ帯~ブナ帯

参考文献

最終更新日:2020-09-06 ひろりこん

成虫の食性

クリなど各種の花

参考文献

  • 2017 新カミキリムシハンドブック - 書籍全体, 鈴木知之(著) 新カミキリムシハンドブック. 文一総合出版. .

最終更新日:2020-09-06 ひろりこん

幼虫の食性

各種広葉樹のほか、スギ(スギ科)の報告もある。

参考文献

最終更新日:2020-09-06 ひろりこん

特徴的な行動

成虫は広葉樹の伐採木に集まるほかに、クリやリョウブなどの花上からも得られる。

参考文献

最終更新日:2020-09-06 ひろりこん

その他生態

幼虫は、硬く乾燥した薪が好物で積まれた薪のそばで耳を澄ますと、幼虫が材をかじる音が聞こえる。こうした木材は含水率が低く、腐朽菌の発生もない。

参考文献

  • 2017 新カミキリムシハンドブック - 書籍全体, 鈴木知之(著) 新カミキリムシハンドブック. 文一総合出版. .

最終更新日:2020-09-06 ひろりこん

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