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アカハナカミキリ(Stictoleptura (Aredolpona) succedanea)の分類 Cerambycidae
アカハナカミキリ(Stictoleptura (Aredolpona) succedanea)の概要 Stictoleptura

アカハナカミキリ(Stictoleptura (Aredolpona) succedanea)

【 学名 】
Stictoleptura (Aredolpona) succedanea (Lewis, 1879)

基本情報

大きさ・重さ

成虫体長:12~22 ㎜

参考文献

最終更新日:2020-09-06 ひろりこん

活動時期

成虫出現時期(日本国内):6~8月

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最終更新日:2020-09-06 ひろりこん

分布

北海道、礼文島、利尻島、焼尻島、天売島、奥尻島、本州、小笠原諸島(父島)、飛島、粟島、佐渡、四国、九州、沖縄諸島(沖縄島);千島列島、樺太、東アジア

参考文献

最終更新日:2020-09-06 ひろりこん

分類学的位置付け

大陸に分布する Corymbia dichroa のシノニムとする考えもあるが、今後詳細な検討が必要。

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最終更新日:2020-09-06 ひろりこん

形態

成虫の形質

体は黒色で、前胸背板と上翅、および各脛節の中央は普通赤色。前胸背板はしばしば黒色の紋が現れ、ときに全体が黒色となる。

参考文献

最終更新日:2020-09-06 ひろりこん

生態

成虫の生息環境

平地の雑木林から亜高山帯の針葉樹林まで広く生息している。

参考文献

  • 2017 新カミキリムシハンドブック - 書籍全体, 鈴木知之(著) 新カミキリムシハンドブック. 文一総合出版. .

最終更新日:2020-09-06 ひろりこん

成虫の食性

ノリウツギやウド類の花に普通だが、ヒメジョオンやユリ科植物などほかのハナカミキリが訪れないような草原の花にもしばしば飛来する。

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最終更新日:2020-09-06 ひろりこん

幼虫の食性

エゾマツ、アカトドマツ、ウラジロモミ、トウヒ、カラマツ、アカマツ、クロマツ(マツ科)、クヌギ(ブナ科)、ハンノキ、コバンヤマハンノキ(カバノキ科)など

参考文献

最終更新日:2020-09-06 ひろりこん

ライフサイクル

幼虫は赤っぽく朽ちた材(褐色腐朽材)を食べて成長し、孵化後2年目の初夏、材内に楕円形の蛹室を作って蛹化・羽化する。蛹期間は約2週間。

参考文献

  • 2017 新カミキリムシハンドブック - 書籍全体, 鈴木知之(著) 新カミキリムシハンドブック. 文一総合出版. .

最終更新日:2020-09-06 ひろりこん

産卵

針葉樹の立ち枯れや倒木、切り株などに集まり、亀裂やほかの昆虫が空けた脱出孔などに産卵する。

参考文献

  • 2017 新カミキリムシハンドブック - 書籍全体, 鈴木知之(著) 新カミキリムシハンドブック. 文一総合出版. .

最終更新日:2020-09-06 ひろりこん

特徴的な行動

各種の花に集まるほか、枯死木にも飛来する。

参考文献

最終更新日:2020-09-06 ひろりこん

種・分類一覧