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シチヘンゲ(Lantana camara)の分類 クマツヅラ科(Verbenaceae)
シチヘンゲ(Lantana camara)の概要 シチヘンゲ属(Lantana)

シチヘンゲ(Lantana camara)

【 学名 】
Lantana camara L.

基本情報

草丈・樹高

・幹長:1 m

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最終更新日:2020-05-19 キノボリトカゲ

生活形

・広葉樹、常緑小低木

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花期

夏から秋にかけて

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原産地

熱帯アメリカ、日本には1867年に渡来した。

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和名の解説

和名シチヘンゲは花の色が変化することから名付けられた。コウオウカは紅色から黄色に変わることで紅黄花という。

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別名・方言名

シチヘンゲ

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分類学的位置付け

クマツヅラ科 ランタナ属

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人間との関係

果実は少し甘味があり、食用にできる。

ブラジルでは葉を茶の増量材にした。また、緑肥にもされる。

中国では、花序を含む若枝、花(五色梅)、根などを消炎解毒薬にし、かゆみどめ、湿疹、打身、止血などに用いられる。

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形態

葉の形質

葉身は卵形で先はとがり、縁に鈍きょ歯があり、長さ 3~8 ㎝、幅 2~5 ㎝。

質はやや厚く、しわがあり、硬い毛が多くざらつく。

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茎(幹)の形質

細い枝を多く出して茂り、茎は四角で粗い毛があり、小刺が散生する。

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花の形質

葉えきから長い花茎を出し、先端に無柄の花が散形に密集してつく。

包は広皮針形、がくはごく小さい。花冠は初め黄色または淡紅色で、のちに橙色または濃赤色に変わる。

白花品もある。花筒は細長く、少し弯曲し、先は扁平な4裂片に分かれて平開し、径 0.6 ㎝くらい。4雄しべ、1雌しべ。

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果実の形質

果実は頭状につき、球形で紫黒色。多肉質、径 0.3 ㎝。

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種子の形質

種子1個がある。

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似ている種 (間違えやすい種)

キバナランタナ

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生態

生育環境

温室で栽培されることもあり、暖地では周年開花する。小笠原諸島では野生化している。霜に弱い。

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その他生態

繁殖は挿木または実生による。木は丈夫で、つくりやすい。

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関連情報

その他

熱帯圏では路傍や放牧場の有害雑草にもなっている。

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種・分類一覧