- 解説一覧
- マテバシイ(Lithocarpus edulis)について
マテバシイ(Lithocarpus edulis)
【IUCN】現時点での絶滅危険度の低い種
- 【 学名 】
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Lithocarpus edulis (Makino) Nakai
基本情報
- 別名・方言名
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マタジイ(マテバシイの転化)、サツマジイ(薩摩産のシイ)、マテバガシ、マテガシ/トージ(千葉)、シヌジイ(静岡)、ナガシイ(香川、徳島、愛媛、高知)、ハビロカシ(宮崎)、マテ(長崎、鹿児島)、クダン(沖縄)
参考文献
最終更新日:2020-05-01 キノボリトカゲ
- 人間との関係
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果実は食用。防風・防火のほか造園用に広く植栽される。
材は炭薪材や器具材など、またシイタケの榾木にする。果実(どんぐり)は渋くなく食べられ、醸造され酒がつくられる。
季題は「秋」。
参考文献
最終更新日:2020-05-01 キノボリトカゲ
形態
- 葉の形質
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葉は密に繁茂し、互生、有柄、葉身は大形で、倒卵状広皮針形または倒卵状楕円形。
長さ 8~18 ㎝、幅 3~8 ㎝、短鋭尖頭、鈍端、基部はくさび形、全縁、厚い革質で、上面深緑色、光沢があり、下面帯褐灰緑色、幼時に下面主脈の上と葉柄に斜上毛があるほか無毛。
側脈はよく目立つ。葉柄は長さ 1~2 ㎝。
参考文献
最終更新日:2020-05-01 キノボリトカゲ
- 花の形質
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雌雄同株、雄花序は新枝の葉えきから上向きし、長さ 5~9 ㎝で黄褐色。雌花は雄花序の株につくか、また新枝に雌花序をみつけることもある。
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最終更新日:2020-05-01 キノボリトカゲ
- 果実の形質
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堅果は翌年の秋に熟し、光沢のある褐色で、卵円形または長楕円形、鋭頭、長さ 2~2.5 ㎝。
殻斗は椀状で外側に鱗片が密着して並び、灰白色の短毛が密生している。
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最終更新日:2020-05-01 キノボリトカゲ