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- ハクモクレン(Magnolia denudata)について
ハクモクレン(Magnolia denudata)
【IUCN】現時点での絶滅危険度の低い種
- 【 学名 】
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Magnolia denudata Desr.
目次
基本情報
- 人間との関係
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公園、庭園、学校などに景趣木、花木、記念樹として植栽されている。切花、花材。
つぼみは漢方では辛夷の名で頭痛、鼻炎等に用いられる。
中国ではシモクレンとともに高貴な花木として古くから栽培されており、寺院や宮城に植えられた。
欧米には18世紀後半に渡り、盛んに品種改良が行われ、40種以上の品種がつくられている。
季題は「春」。「はくれんの散るべく風にさからへる 汀女」などの句がある。
参考文献
最終更新日:2020-05-13 キノボリトカゲ
形態
生態
- その他生態
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繫殖は実生、さし木、接木による。実生は秋に採種、赤実を水洗生干しし、土中に埋蔵、3~4月に播種する。
さし木は枝ざしで、春は前年枝を、夏は当年生の充実枝をさす。接木の台木はコブシ、モクレンを用いる。
せん定はできるが好ましくない。混みすぎ枝、不用枝を切る程度。施肥は1~2月に堆肥、鶏ふんを施す。
参考文献
最終更新日:2020-05-13 キノボリトカゲ