- 解説一覧
- ヒイラギモクセイ(Osmanthus fortunei)について
基本情報
形態
- 葉の形質
-
葉は小枝の上部に集まる習性がある。
葉の形は卵状楕円形から長楕円形、長さ 6~9 cm、鋭頭、基部鋭形、上面は深緑色、ヒイラギより光沢は少なく、下面は深緑色。
主脈は下面に隆起し、側脈は8~10対、葉身の長さ 5~12 cm、幅 3~7 cm、葉縁には6~10対のとげ状の歯牙があり、ときに全縁に近くなる。
参考文献
最終更新日:2020-07-01 キノボリトカゲ
- 花の形質
-
葉えきまたは枝頂に散形につき、径 0.8~1 cm、白色で芳香がある。
雌雄異株で、日本にあるのは雄株のみ。がくは4裂し小さなきょ歯がある。
花冠は4深裂し、裂片は幅広く鈍頭、雄しべは2個で、花筒に着生し、花糸は短い。
参考文献
最終更新日:2020-07-01 キノボリトカゲ
生態
- その他生態
-
ヒイラギとギンモクセイの雑種とみられ、日本には自生はない。日本では温暖地に植栽される。
葉はヒイラギに近い。土質を選ばず、大気汚染に強い。耐寒性がある。
参考文献
最終更新日:2020-07-01 キノボリトカゲ