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クマザサ(Sasa veitchii)の分類 イネ科(Poaceae)
クマザサ(Sasa veitchii)の概要 Sasa

クマザサ(Sasa veitchii)

【 学名 】
Sasa veitchii (Carrière) Rehder

基本情報

草丈・樹高

・樹高:30~60 ㎝

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最終更新日:2020-05-14 キノボリトカゲ

生活形

・特殊樹、タケ・ササ

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分布

日本中に最も広く栽培される。野生のクマザサは京都の大原や鞍馬にみられる。

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原産地

日本

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学名の解説

属名は和名ササの音訳。種小名 veitchii は英国の学者ベーチェにちなむ。

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和名の解説

葉の縁が白く隈取りになるから隈笹という(熊笹ではない)。

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別名・方言名

ヤキバザサ(焼刃笹。焼きのある刀身に似ていることから)、ヘリトリザサ、アタゴザサ

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分類学的位置付け

イネ科 ササ属

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人間との関係

冬の観賞のために庭園に植栽する。

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形態

葉の形質

葉しょう、葉の両面には毛がない。1枝に4~8枚をつけ、長さ 18~25 ㎝。幅は 3~7 ㎝。肩毛は短くて剛直。

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茎(幹)の形質

稈は地下を長くはう地下茎から直立し、細長く中は空洞。

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花の形質

まれに開花し、稈の基部から出る細長い花茎の先に、円錐状の有限花序を出す。

小穂はまばらに出た枝の先につき、長さ 3 ㎝くらいで、8個近くの小花がある。

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果実の形質

米粒のような実がなる。

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生態

生育環境

夜に冷えるような多湿なところや、太陽の直射のない樹下のものが、とくに美しく隈どるササ。

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その他生態

日陰のある湿度の高い庭に植えるとよい。2月中から下旬に株もとから茎を切って地下茎だけを植える。

施肥をしないいと葉が黄ばんで美しくならない。美しい隈を見るためには、正しい種類を植えなければいけない。

毎年2月中旬に稈を皆伐すると、3月から新芽が出て美しくなる。

3月に入って古稈を切ると、筍が折れて、その年は美しさが観賞できないし、4月以降に古稈を切るとたいへんな手間がかかる。

古稈を伐採しないと、稈の高さが増して観賞価値が減る。

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最終更新日:2020-05-14 キノボリトカゲ

種・分類一覧