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ヒュウガミズキ(Corylopsis pauciflora)の分類 Hamamelidaceae
ヒュウガミズキ(Corylopsis pauciflora)の概要 Corylopsis

ヒュウガミズキ(Corylopsis pauciflora)

情報不足種 (DD)

【IUCN】評価するだけの情報が不足している種

【 学名 】
Corylopsis pauciflora Siebold & Zucc.

基本情報

草丈・樹高

・樹高:2~3 m

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最終更新日:2020-04-27 キノボリトカゲ

生活形

・広葉樹、落葉低木

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花期

3~4月

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分布

本州(石川、福井、岐阜、京都、兵庫各県)、四国(高知県)、九州(宮崎県)、台湾。

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学名の解説

属名 Corylopsis はハシバミ属 Corylus に似た、という意味。種小名 pauciflora は少数花の意味。

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和名の解説

日向(宮崎県)ミズキの意味である。

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亜種・変種・品種

イヨミズキ

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分類学的位置付け

まんさく科 トサミズキ属

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人間との関係

季題は「春」。庭園樹、公園樹、切花などに利用される。

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形態

葉の形質

葉は有柄で互生。卵形で小さく、先端は鋭形で基部はやや心臓形となり、長さ 2~5 ㎝、幅 1.5~2 ㎝。

縁は波形の歯牙状で質は薄く、表面は無毛で裏面には毛がある。

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茎(幹)の形質

多く枝分かれし、枝は細くて折れやすい。

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花の形質

開葉前に前年の枝先や節から 2 ㎝ほどの穂状花序を出し、1~3個の鮮やかな黄色の花を開く。

包葉は大きく膜質卵円形、がくは短い鐘形で5裂する。花弁は5個で倒卵状楕円形、先端は丸い。雄しべは5個あり、葯は黄色。

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果実の形質

さく果は10~11月に熟し、2裂する。

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種子の形質

黒色の種子2個を出す。

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生態

生育環境

山地に自生する。日当たりのよい所を好む。土性は選ばないが乾燥を嫌う。

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その他生態

繁殖は実生、さし木、株分けなどによる。実生でもよいが、さし木が簡単である。3月か梅雨期にさすとよく活着する。

萌芽力もあり、せん定もできるが、弱いせん定のほうが花つきがよい。

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種・分類一覧