- 解説一覧
- トサミズキ(Corylopsis spicata)について
トサミズキ(Corylopsis spicata)
【環境省】現時点での絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては「絶滅危惧」に移行する可能性のある種
- 【 学名 】
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Corylopsis spicata Sieb. & Zucc.
基本情報
- 学名の解説
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属名は corylus(属名)+「似る opsis 」で、葉が類似するため。種小名 spicata は穂状花のある、という意味。
参考文献
最終更新日:2020-04-28 キノボリトカゲ
- 人間との関係
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観賞用として庭園や公園に植えられる。または切り花などの花材ともされる。
庭木として観賞用に適していることから、1864年にイギリスに伝えられヨーロッパに広まった。
季題は「春」。「土佐みづき山菜萸も咲きて黄をきそふ 秋櫻子」などの句がある。
参考文献
最終更新日:2020-04-28 キノボリトカゲ
形態
- 葉の形質
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葉は有柄で互生し、円形または倒卵状円形で先端は短く尖り、基部は心臓形となる。
長さ 5~10 cm、幅 4~9 cm、表面は無毛でしわがあり、裏面には軟毛が多く、縁には波状のきょ歯がある。
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最終更新日:2020-04-28 キノボリトカゲ
- 花の形質
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開葉前に前年枝の先や節から穂状花序を垂らし、7~8個の淡黄色の花を開く。花序の軸には毛を密生する。
包葉は卵状円形で毛がある。がくは卵状皮針形で5つに裂ける、花弁は5個、長いへら形で長さが 0.7cm内外あり、雄しべは5個で花弁より短い。
雌しべの花柱は長さ 0.8cmほどで、花弁より長い。
参考文献
最終更新日:2020-04-28 キノボリトカゲ
生態
- その他生態
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繫殖は実生またはさし木による。さし木は春にさすとよく活着し、1~2年で開花する。
萌芽力はあるが、せん定は弱度に行う。移植はやさしい。肥料は寒肥として化成肥料などを施す。
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最終更新日:2020-04-28 キノボリトカゲ