- 解説一覧
- トケイソウ(Passiflora caerulea)について
基本情報
- 花期
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熱帯では1年中、日本では夏から秋に開花する。
参考文献
- 堀田満 1997 トケイソウ, 日向康吉(著) 植物の世界6,種子植物 双子葉類6. 朝日新聞社. 293.
最終更新日:2020-05-26 ハリリセンボン
- 分類学的位置付け
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トケイソウ科
参考文献
- 伊沢凡人 1980 トケイソウ, 伊沢凡人(著) 原色版日本薬用植物事典. 誠文堂新光社. 172₋173.
最終更新日:2020-05-26 ハリリセンボン
- 人間との関係
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享保年間に渡来した。
参考文献
- 伊沢凡人 1980 トケイソウ, 伊沢凡人(著) 原色版日本薬用植物事典. 誠文堂新光社. 172₋173.
最終更新日:2020-05-26 ハリリセンボン
形態
- 葉の形質
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葉身は互生する柄につき、掌状に5深裂し、裂片は披針~線状披針形で先は丸く、質はややかたく、葉柄の基部に托葉がある。
参考文献
- 伊沢凡人 1980 トケイソウ, 伊沢凡人(著) 原色版日本薬用植物事典. 誠文堂新光社. 172₋173.
最終更新日:2020-05-26 ハリリセンボン
- 茎(幹)の形質
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茎は巻ひげ(枝の変化した)で他物にからみ、4 mぐらいになり、若いうちは縦に翼状の稜があり、古くなると円柱状になる。
参考文献
- 伊沢凡人 1980 トケイソウ, 伊沢凡人(著) 原色版日本薬用植物事典. 誠文堂新光社. 172₋173.
最終更新日:2020-05-26 ハリリセンボン
- 花の形質
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葉と対生にのびた柄につき、径約 7~8 cmである。一見10弁に見えるが、がく片が5で外側は緑、内側は白~淡紅~淡青色で花弁様の外観を呈する。
花弁5は淡紅~淡青色、副花冠は糸状で平開し、時計の文字盤状で白いが、先端と基部は紫色である。
雄しべは5、子房は雄しべの上位にあり、花柱3、柱頭はふくらんでいる。
参考文献
- 伊沢凡人 1980 トケイソウ, 伊沢凡人(著) 原色版日本薬用植物事典. 誠文堂新光社. 172₋173.
最終更新日:2020-05-26 ハリリセンボン
- 果実の形質
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果実は楕円体で黄色に熟す。
参考文献
- 伊沢凡人 1980 トケイソウ, 伊沢凡人(著) 原色版日本薬用植物事典. 誠文堂新光社. 172₋173.
最終更新日:2020-05-26 ハリリセンボン
生態
- その他生態
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黒色で割れ目状の模様がある多数の種子を包む仮種皮は甘いが、一般には食用にはならない。
やや耐寒性があり、霜が降りない温暖な地域では露地で越冬する。
参考文献
- 堀田満 1997 トケイソウ, 日向康吉(著) 植物の世界6,種子植物 双子葉類6. 朝日新聞社. 293.
最終更新日:2020-05-26 ハリリセンボン