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キンシバイ(Hypericum patulum)の分類 Hypericaceae
キンシバイ(Hypericum patulum)の概要 Hypericum

キンシバイ(Hypericum patulum)

【 学名 】
Hypericum patulum C. P. Thunberg ex A. Murray

基本情報

草丈・樹高

・樹高:1 m

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最終更新日:2020-05-01 キノボリトカゲ

生活形

・広葉樹、半常緑小低木

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花期

6~7月

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原産地

中国

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学名の解説

属名は古代ギリシア名 hypericon にちなむ。ギリシア語の「下に pypo」+「草むら erice」が語源ともいわれる。

種小名 patulum はやや開出した、という意味。

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和名の解説

習慣的に用いた漢名の金絲梅の音読みから。

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分類学的位置付け

オトギリソウ科 オトギリソウ属

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人間との関係

庭園や公園、寺院境内などに花木として栽培されている。切り花用。

平賀源内の『物品品隲』によると、1760年(宝暦10)に日本に伝来したという。

季題は「夏」。

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形態

葉の形質

枝は褐色で多く枝分かれして茂り、垂れ下がる。

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茎(幹)の形質

葉は対生し、葉柄はなく、卵状長い楕円形で長さ 2 ㎝ほど。縁にきょ歯はなく裏面に油点がある。

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花の形質

枝先に集散花序をつけ、黄色丸弁の花を開く。花径は 4 ㎝ぐらいである。

雄しべは多数で5つの束となり、花弁より短い。子房には5本の花柱がある。

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果実の形質

さく果は卵形で、秋に褐色に熟し、5個に裂開する。

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生態

生育環境

日あたりがよく、水はけのよい所なら土質を選ばずよく育つ。まれに川岸の岩場の野生状に生えていることがある。

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その他生態

繫殖は実生、さし木、株分けによる。実生は3~4月にまく。さし木は前年枝を3月頃、新枝を7月頃さす。株分けが最も容易で広く行われている。

半日陰地でも育つが、日当たりのよい所の方が花つきがよい。萌芽力はあるが、あまりせん定はしないほうがよい。

移植は簡単で、春秋の彼岸頃に行うとよい。肥料は寒肥として化学肥料などを施す。

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種・分類一覧