- 解説一覧
- クサイチゴ(Rubus hirsutus)について
基本情報
- 別名・方言名
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ワセイチゴ、ナベイチゴ、ヤブイチゴ/エンジョ(秋田)、ノイチゴ(神奈川)、ハイイチゴ(和歌山)、カマイチゴ(島根)、カンスイイチゴ(福岡)、アカイチゴ(鹿児島)
参考文献
最終更新日:2020-06-30 キノボリトカゲ
形態
- 葉の形質
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葉は多少冬を越して緑色をしているのもある。
有柄の奇数羽状複葉で互生する。小葉は3~5個、卵形または卵状長楕円形で先はとがり、長さ 3~6 ㎝、幅 1.5~3 ㎝。
縁には切れ込み状のきょ歯があり、両面に軟毛がある。
表面は葉脈にそってへこみ、裏面で突出し、裏面の中肋には小さなとげがある。
葉柄基部には皮針形で長さ 0.9 cm内外の托葉がある。
参考文献
最終更新日:2020-06-30 キノボリトカゲ
- 花の形質
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前年の枝から側生して出る短枝の先に1~2個の白花をつける。花径は 4 cmぐらい。花柄は 1~4 cm。
がく片は5個、長さ 1.1~1.4 cmの卵状皮針形。
花弁は5個、長さ 1.5 cmほどで先は丸く、平開する。雄しべ、雌しべともに多数ある。
参考文献
最終更新日:2020-06-30 キノボリトカゲ