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シモツケ(Spiraea japonica)の分類 バラ科(Rosaceae)
シモツケ(Spiraea japonica)の概要 Spiraea

シモツケ(Spiraea japonica)

【 学名 】
Spiraea japonica L. fil.

基本情報

草丈・樹高

・高さ:1 m

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最終更新日:2020-05-01 キノボリトカゲ

生活形


・広葉樹、落葉低木

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花期

6~8月

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分布

本州、四国、九州、朝鮮半島、中国。

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学名の解説

属名は「らせん、輪 spiera」に由来するギリシア名。種小名 japonica は日本の、の意味。

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和名の解説

下野の国(栃木県)で最初に見つけられたことによる。

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別名・方言名

キシモツケ(木下野。草本のシモツケソウに対する名)

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分類学的位置付け

バラ科 シモツケ属

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人間との関係

庭園樹、鉢植え、切り花。

北国では若芽を食用とする。あくを抜いて浸し物、和え物、汁の実、炒め物などにして食べる。

季題は「夏」。「下野や日に蒸されたる花の色 青岢」の句がある。

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形態

葉の形質

葉は 0.2~0.3 ㎝の葉柄があって互生する。

葉身は長楕円形また広皮針形で、長さ 3~9 ㎝、幅 2~3 ㎝、裏面はやや白く、縁には重いきょ歯がある。葉脈は表面でへこみ、裏面で突出する。

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茎(幹)の形質

主幹はなく株立状。

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花の形質

新枝の先に複散房花序を出し、淡紅色で小さな花を群がってつける。花径は 0.3~0.6 ㎝、一種の香りがある。

がくは小花柄とともに毛があり、裂片は 5 個、卵形でうしろにそり返る。

花弁は広卵形から円形で長さ 0.2~0.3 ㎝。無毛で平開する。雄しべは多数、花弁よりはるかに長く、葯は白色。

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果実の形質

果実は袋果で、長さ 0.2~0.3 ㎝。無毛で光沢がある小さな袋果を 5 個つける。

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生態

生育環境

山地や原野の日あたりのよい場所にはえる。樹勢強く、どこでもよく育つ。

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その他生態

繫殖は実生、さし木、株分けによる。さし木は開葉前か梅雨期にさす。株分けは簡単である。生長は早い。

移植は容易で、寒暑の時期を除けばいつでもできる。

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関連情報

病害虫

ウドンコ病。

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種・分類一覧