- 解説一覧
- シモツケ(Spiraea japonica)について
目次
基本情報
- 人間との関係
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庭園樹、鉢植え、切り花。
北国では若芽を食用とする。あくを抜いて浸し物、和え物、汁の実、炒め物などにして食べる。
季題は「夏」。「下野や日に蒸されたる花の色 青岢」の句がある。
参考文献
最終更新日:2020-05-01 キノボリトカゲ
形態
- 葉の形質
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葉は 0.2~0.3 ㎝の葉柄があって互生する。
葉身は長楕円形また広皮針形で、長さ 3~9 ㎝、幅 2~3 ㎝、裏面はやや白く、縁には重いきょ歯がある。葉脈は表面でへこみ、裏面で突出する。
参考文献
最終更新日:2020-05-01 キノボリトカゲ
- 花の形質
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新枝の先に複散房花序を出し、淡紅色で小さな花を群がってつける。花径は 0.3~0.6 ㎝、一種の香りがある。
がくは小花柄とともに毛があり、裂片は 5 個、卵形でうしろにそり返る。
花弁は広卵形から円形で長さ 0.2~0.3 ㎝。無毛で平開する。雄しべは多数、花弁よりはるかに長く、葯は白色。
参考文献
最終更新日:2020-05-01 キノボリトカゲ
生態
- その他生態
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繫殖は実生、さし木、株分けによる。さし木は開葉前か梅雨期にさす。株分けは簡単である。生長は早い。
移植は容易で、寒暑の時期を除けばいつでもできる。
参考文献
最終更新日:2020-05-01 キノボリトカゲ