- 解説一覧
- カリン(Pseudocydonia sinensis)について
カリン(Pseudocydonia sinensis)
- 【 学名 】
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Pseudocydonia sinensis (Thouin) C. K. Schneid.
目次
基本情報
- 人間との関係
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観賞用として庭園に植え、また盆栽にする。洋ナシやマルメロの台木にする。
果実は薬用あるいは香気が強いので、菓子、ジャムなどに添加する。堅いので生食には適さない。
中国では2000年前から薬用とされ、乾果は煎じて去痰、下痢などに利用する。木は盆栽や庭木とし、神社や寺院によく栽培されている。
季題は「春」かりんの花。「秋」かりんの実。
参考文献
最終更新日:2020-05-14 キノボリトカゲ
形態
生態
- その他生態
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繫殖は庭木の場合、実生を主とするが、さし木、接木も行う。
台木は共台、植栽本数は果樹園の場合、マルメロと同様 10 aあたり30~40本。
樹の支立て方は開心自然形とする。カリンは短果枝によく結実するので、短果枝の生成に努めるようにする。
参考文献
最終更新日:2020-05-14 キノボリトカゲ