- 解説一覧
- アコウ(Ficus superba)について
目次
基本情報
- 分布
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和歌山、四国、九州、台湾、中国南部、インドシナ半島、マレー半島などの暖地の海岸に生え、佐賀県東松浦郡入野村の自生地が北限で、天然記念物に指定されている。
参考文献
最終更新日:2020-05-13 キノボリトカゲ
- 人間との関係
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庭園樹として用いるほか、幼木を鉢植えにして、観葉植物として室内に置き観賞する。
また和歌山地方では果実を「ようのみ」と呼び、まれに食用にする。
参考文献
最終更新日:2020-05-13 キノボリトカゲ
形態
- 花の形質
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果嚢内に雄花と2種類の雌花がある。熟した果嚢を割ると、花柱が短く、柄の長い雌花には円い穴があいていて、中は空であることが多い。
これはアコウバチが寄生していたものである。このコバチが脱出し、若い果嚢に産卵に入る時に花粉を媒介する。
もう一方の花柱が長く、柄の短い雌花には、花柱が産卵管より長く産卵がうまくいかないため種子ができる。
参考文献
最終更新日:2020-05-13 キノボリトカゲ
生態
関連情報
- 栽培方法
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庭園に植える場合は、日あたり、排水のよい場所を選ぶこと。なるべく北風を避ける場所に植えるとよい。
西南暖地以外では冬期ワラを巻き保護するか、鉢植えにしておいて、温室か室内に入れ保護する。
鉢栽培は、壌土に腐葉土を3割ぐらい混ぜた土に植えるようにする。植替え、鉢替えは、晩春か初夏に行う。
夏は戸外の半日陰の場所に置き、十分肥培する。
参考文献
最終更新日:2020-05-13 キノボリトカゲ