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- イロハモミジ(Acer palmatum)について
イロハモミジ(Acer palmatum)
【IUCN】現時点での絶滅危険度の低い種
- 【 学名 】
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Acer palmatum C. P. Thunberg ex A. Murray
目次
基本情報
- 亜種・変種・品種
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近縁種が東アジアからヒマラヤ山地にかけて約30種あり、北米西部にも1種が分布する。
葉が小型で、矮性品種の八房性は盆栽や鉢植えに適する品種群である。
江戸時代から伝わる八房と、新しく司八房、池田八房、秩父八房、鹿島八房など実生変異で生じた園芸品種がある。
また、新芽や紅葉の美しい清姫、玉姫、出猩々などの品種がある。
新しい葉を観賞するものに、春の芽出しが鮮紅色の赤地錦、千染、出猩々、黄色く萌芽する鬱金、葉先のみが紅色になる爪柿などがある。
「錦」と名のついた品種は斑入葉が多く、錦葉物ともよばれ、斑入葉の鮮やかな変化をみる日笠山、織殿錦、小紋錦、限り錦などがある。
斑入葉は江戸後期に流行した品種群で、現代まで伝わり、新しい品種も生まれている。
参考文献
最終更新日:2020-05-13 キノボリトカゲ
形態
- 葉の形質
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葉は対生、葉柄は長柄で帯紅色、葉身はやや円形で掌状に深く5~7裂し、長さ 4~7 ㎝。
裂片は広皮針形または卵状皮針形で尾状鋭尖であり、縁には不整の鋭きょ歯か、やや重きょ歯がある。葉脚は心脚。
参考文献
最終更新日:2020-05-13 キノボリトカゲ
- 花の形質
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花は新葉とともに散房状円錐花序が頂生、えき生し、長さ 3~4 ㎝の花梗が下垂する。雌雄異株で雄花と両性花がある。
小花は暗紅色で花径 0.4~0.6 ㎝、やや垂れ下がって咲く。がく片は5で、皮針形で濃紅色、花弁も5片、楕円形で淡紅色である。
参考文献
最終更新日:2020-05-13 キノボリトカゲ
生態
- その他生態
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萌芽力があり、せん定にも耐えるが強せん定は好ましくない。繫殖は実生による。
若木のうちは徒長枝が出やすいので、かき取ってやる程度。施肥は乾燥を防ぐのを兼ねて、根元に堆肥などでマルチング、2月に寒肥として油かすを与える。
参考文献
最終更新日:2020-05-13 キノボリトカゲ