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ライム(Citrus aurantiifolia)の分類 Rutaceae
ライム(Citrus aurantiifolia)の概要 Citrus

ライム(Citrus aurantiifolia)

【 学名 】
Citrus aurantiifolia (Christm.) Swingle

基本情報

草丈・樹高

・樹高:2 m

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最終更新日:2020-04-30 キノボリトカゲ

生活形

・広葉樹、常緑低木

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花期

年中開花

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分布

世界の熱帯各地に分布し、一部には野生化しているが多くは栽培されている。

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原産地

インド北東部からビルマ北部。

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学名の解説

種小名 aurantiifolia は黄色葉、の意味。

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分類学的位置付け

ミカン科 ミカン属

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人間との関係

果樹。果皮を香料とする。

20世紀前半に台湾を経由して日本に導入されたが、寒さのために栽培できなかった。

近年、数種のライム類が再導入され、タヒチライムのハウス栽培が試みられている。

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形態

葉の形質

葉は小形で翼葉がある。葉形は楕円形で長さ 6 ㎝、幅 3,5 ㎝内外で、先端は鈍頭で基部は楕円形、葉色はやや黄色を帯びた緑色を呈し、裏面は淡緑色。

葉脈はおもなものは6~7対内外で、細く不鮮明である。

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茎(幹)の形質

樹姿は円形をなす。枝は細くて短く、斜生または横向し、多数の枝が密生する。とげが非常に多い。

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花の形質

花は枝先または葉えきにつき単生するか、数花集まって総状花序をなす。花は白色で5弁よりなり、平開し直径 2 ㎝内外である。

花弁はへら形をなし先はとがり、内側に巻き舟形を呈する。雄しべは20本内外で円筒状に集合する。雌しべは雄しべより短く、柱頭は球状をなし淡黄色。

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果実の形質

果実は球形ないし長球形で縦径 4.5 ㎝くらい、重量 30~50ℊ。果頂部に小さな乳頭がある。

果面は平滑、黄色を帯びた緑色で、果皮は薄く剥離困難である。果内は10室内外で、果肉は緑黄色で柔軟。多汁。香気高く爽快な酸味を持つ。

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種子の形質

種子は5粒内外で、白色多胚である。

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生態

生育環境

純熱帯性カンキツで、高温地以外では寒さのために育たない。寒さに弱い。

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その他生態

繫殖は接木、さし木、実生による。一般カンキツに準ずるが、病気に弱いので防除の必要がある。

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種・分類一覧